機械帝国進軍
復活しました。
リアルが忙しくて(´;ω;`)
いよいよ水の国編開始です!!
僕たちはエルフの森から王都に戻った。戻りはやはり馬車だった。幸いにも今回は馬車を破壊することなく、とても乗り心地のよい乗り物であった。しばらくすると王都の西門に到着した。馬だとアルベルトの数倍も早い。
「ただいま、西門は閉鎖中です。何人たりとも通すなというのが国王様の命令でございます」
門の前には王国軍の人間が立っていた。閉鎖中とはいったいどういうことなのだろう。
「俺たちはガーディアンの人間だ!エルフの森のクエストから帰還したところだ!通せ、あるいは国王と話をさせろ!!」
アルベルトが必死に抵抗をみせる。だが、王国軍の兵士はなにも対応をしてはくれなかった。しかし、今の状況を説明はしてくれた。どうやら僕たちがエルフの森での任務をこなしている間に機械帝国が王都に向かって軍隊を進軍させたらしい。厳戒態勢をとって西門は閉鎖しているとのこと。しかし、ここで引くわけにもいかない。アルベルトがリュックサックを下ろし、ジャンプをした。おもりから解放されたアルベルトのジャンプは西門の高さを簡単に超えた。だが乗り越えるわけでもなかった。アルベルトが着地するとすぐに兵士の元に連絡がきたようだ。
「どうぞ中へ」
そして僕たちは王城へと向かった。
「よくぞもどった君たち。すまんね。状況が状況なだけに。まさかこの王城の窓から君の姿が見えるとはおもわなかったよ」
そんな話をはさんで僕たちはエルフの森でのできごとを国王に報告した。
「なるほどな。炎のエレメントか。まぁ魔王はもう過去の存在だろう。その残党が活動をしているみたいだな。とりあえずは放置でも構わんだろう。さて、君たちには頼みたいことが一つあるのだが引き受けてもらえんかね?」
最近思うのは僕たちは国王の使いやすい手ごまになっているような気もしてきた。まぁ、それでもしごとがあるのなら働かないといけないのだけれど。国王からの依頼の内容は水の国の様子を見てきてほしいとのことだった。水の国といえば10年ほど前にクーデターで政権がひっくり返った国だ。当時の水の国の王が国民からの税金を私的利用していたという事実が発覚したのだ。これにより国民は暴動を起こした。そしてそれを先導したのはかつて魔王を倒したという勇者リョウだった。リョウは魔王を倒すためにこの世界に異世界転生召喚をされた人物のうちの一人だ。魔王を倒したあともこの世界のために尽力してくれた異世界転生者だという。その後、クーデターで倒れた国の新しい王として選ばれたのがリョウだという。国王様としてはリョウがちゃんと国政を行えているのか心配であるという。とくに今回の機械帝国の進軍が水の国に向かっていないのかを心配しているという。僕たちはこれを承諾して水の国へと向かうことになった。
「すまないね。機械帝国軍から王都を守るためにも国王軍を向かわせるわけにもいかないのだよ。とくに機械という戦力をもつあの国を敵に回すのには全力で立ち回る必要があってだね」
といった感じで言われるとどうにも断れない。
水の国はここから南にある国だ。プレーン平原を超えていった先からが南街道の領地となっている。
「じゃ、それぞれで準備して南門に集合ね」
ユキがそういって僕たちは解散した。




