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森の魔女登場

風邪をひいていて投稿ができませんでした(´;ω;`)

まだっまだ失踪しませんのでよろしくおねがいします。

ゼルから説明された森の情勢は次の通りだった。基本的にこの森は平和的であると。ただし、この森から見て南の位置にある機械帝国がたまに森を襲ってくるという。彼らの目的は古代兵器の発掘だというが、そもそもこんな森にそんなものがあるわけもない。しかし、彼らは古代兵器の痕跡が確実に存在するといってずっと攻めに来ているそうだ。もっともエルフの放つ魔力を帯びた矢ならば彼らの機械兵器を簡単に破壊できるというからそこまでの脅威ではないらしい。また、ここから北西に位置する火の国とも友好な関係を築いているのでとくに問題はないという。そこで問題になってくるのが最近の怪奇現象の正体なのである。さきほどの火災もそうだが、人為的なものである可能性は低いという。だから魔物討伐ということで冒険者に依頼を出したという。また、別の可能性を考えるならば。ゼルは少し遠い目をした。


「森の魔女という恐ろしい存在がいるんです」


ゼルによるとこの森には森の魔女と呼ばれる魔法使いが存在するという。森の魔女もずっと長生きしてもう何百年も生きているという噂が立っている。膨大な魔力を持っており族長とは比べものにならないという。もしかしたらこの森の魔女の仕業なのではないかとエルフの間では噂されているのだ。


「ちかぢか森の魔女討伐軍を派遣するのです。あなたたちにもそれに同行していただきたい」


こうして僕たちは森の魔女討伐軍に同行することになった。


討伐の日、当日。


4人の見知らぬエルフとゼルがいた。


「やぁ、みなさん。おはようございます。いよいよ森の魔女討伐の日ですね。ここにいるエルフは最強のエルフ四天王なのです」


順番に挨拶をされた。


「うっす!俺はイース」

「私はノース」

「拙者はウェス」

「ウチはサウス」


挨拶されたはいいもののいまいち4人のエルフの区別がつかなかった。犬が4匹いたとしてその犬たちの区別がつくかというと確かにつけられない。それと同じような現象がいま起きているような気がする。ゼルの説明によれば青い腕輪をしているのがイース。赤い腕輪がウェス。緑の髪飾りがノース。黄色の髪飾りがサウスだという。見た目が本当にそっくりなのでこれは助かる。


「森の魔女の家はわかってるっす。さぁ、早速行くっす!」


ノースが先頭を行く。この4人のエルフについて歩いていくこと1時間。すこし豪華な家が見えてきた。


「ここが森の魔女の家d」


ゼルが説明をしているところでゼルをツタが襲いかかる。他の4人のエルフもツタに絡まれる。


「私がこんなエルフに負けるわけがないじゃない」


家の玄関には10代くらいに見える、肌が色白できれいな少女が立っていた。どこか見覚えのあるようなないような。なんか不思議な感じがする少女だった。


「私が森の魔女よ。私に用があるのなら中でお茶でもしない?」


僕は反撃をしようと剣を構えるが、ユキに止められる。


「カイト、やめなさい。圧倒的な力の差があるわよ。この人、その辺の異世界転生者なんかよりぜんぜん強いわ」


こうして俺たちはお茶に誘われた。家の中はわりと普通の作りがされていた。僕たちはリビングへと案内されたそのままテーブルに着いた。テーブルの上には空っぽのティーカップが用意されていた。森の魔女がお茶を沸かしてくれるのかと思っていたところ、ティーカップからお茶が沸いてきた。


「私の魔法にかかればなんでもできるの。さぁ、話の本題に入りましょう。とりあえず、あなたたちの誤解を解かないとね」


そういって森の魔女から説明が始まった。森の魔女によれば今回の怪奇現象は森の魔女の仕業ではないという。今回は魔物の仕業であると。森の魔女はどうやら森全体に結界を貼っているのだという。その結界で魔物が侵入したことを感知していたという。この魔物はいつもの魔物とはちがい、かなり人間的であるという。召喚魔法を用いて新たな魔物を呼んだりと普通の魔物ではとらない行動をとっているらしい。


「あなたたちに与えることができる情報はここまでよ。さぁ、そろそろお茶会はお開きかしら。外にいるエルフたちに忘却魔法をかけなきゃね。私の存在はエルフに知られてはならないことになってるの」


「まって、あなたのその魔法、いったいどこで身に着けたの?マナ先生の本にも載っていない魔法ばっかりだわ」


「なるほど、あなたが天上天下のところの天外って呼ばれていた魔女ね。私もあなたに近い存在とでもいっておこうかしら。もっとも、私は後天的にこうなったのだけれどね。さ、そろそろ終わりね。あなたたちも知りすぎると消す必要が出てきちゃうわ」


気が付くと森にいた。エルフ四天王とゼルも目の前にいる。なにか不思議な体験をしたような気がする。


「ふふ、なかなかの魔女だったわね」


ユキはそういってにっこりと笑っていた。

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