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第二話 チュートリアル

どうも!ラドロです!今回は少し短めですが世界の核心の…数歩手前に迫ります!


それでは、どうぞ!

俺たちを包んだ水色の光の上に白い文字が表示されたと思うと、謎の機械音はそれを読み上げた。その内容は簡潔極まりないものだった。

「左手ノ甲二右手ノ人差シ指ト中指ヲ載セテ、手先側二スライドシテクダサイ。」

俺たちは指示通りにすると右手の指に連動しているかのように紫のパネルが現れた。

すると

「チュートリアルヲ終了シマス」

という音声が流れ、水色のパネルも消えた。

「な、何だったんだ…」

とつぶやく俺に対し

「チュートリアルにしては短すぎない?」

と楓はコメント。すると優愛が一つ、重大なことに気付く。

「というか、チュートリアルってことはここはゲームか何かの中ってことですかね?」

それを聞いた俺たちは呼び出したばっかりの紫のパネルに目を向けた。そこには左上にアルファベットでKOUDAI:レベル1とかかれており、その右にはHP:69/69 とも表示されていた。左にはこの近辺のマップとここの地名と思しきものが書かれていた。そして右下には黄色の「持ち物」と書かれたボタン、赤色の「閉じる」というボタンがあった。

「…ホントだ。何から何までゲームのそれに見えるね…」

と楓。しかし俺は2つのことに驚愕を隠せないでいた。それに気づいたのだろう楓が

「どうかした?」と尋ねてきた。俺は気づいたことをそのまま口にする。

「ゲームなのにゲーム自体の終了ボタンがない…それに右下にあるこの地名は…」

「地名?…アーチス草原のことですか?」

そう返したのは優愛だ。

「ええ!?嘘?!」

と、楓。しかし驚くのも無理はない。なぜなら

「あたしと厚大がプレイしたゲームに出てくる地名じゃない…」

そう。ここは俺たちがかつてプレイしたゲームを再現されている可能性が高いということだ。

(続く)


ついにタイトル通り“知ってる世界”になりましたね…

今回も読んでいただきありがとうございました。もし本作品を高く評価してくださるなら次回以降も読んでいただけたらと思います。それでは!

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