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転生したらチートになった親友と俺  作者: 日風翔夏
第1章 こうして俺らはチートになる
2/33

神様転生?

2025/06/29 編集しました。

<Side of Masaru>


「―――い、―――か」


うん……まぶしい。誰かの声が聞こえる。

ゆっくりと目を開けると、綺麗な瑠璃色の髪と海色の目をした男性が俺の顔を覗き込んでいた。磯の香りがする。


「……ここ、は」

「ああ、ここは神界オリンポス。ようこそ、ゾーエー」


はあ、オリンポス。


「……え、オリンポス?」

「ああ」

「……」


オリンポスってあれだろ、ギリシア神話の神々のおわす神聖な御山。


「はああああああ――――――っ!!??」


俺の絶叫に目の前の男は耳を塞いだ。


「お前声でけーよ!!」

「特技は大声で挨拶です!!」


身体を起こそうとすると、その人は手伝ってくれた。彼の纏った服は青いヒマティオンのみ、横に青いトライデントが置いてあって、ブレスレットは可愛らしい桜貝を重ねまくったもの、ペンダントは何かの牙と思しき白い尖った物が5つほど下がった革紐。磯の香りは相変わらず。


「……あんたポセイドン?」

「おう、俺はポセイドンだ。兄者から聞いてたけどマジでギリシア神話知ってるのな」

「まあ、ある程度は。俺日本人だし」


辺りを見回して、花畑のド真ん中で寝ていたと知った。ポセイドンは俺を連れて白くてでかい建物の方へ歩き出す。


「ここいい場所だけどな、俺が長くいると花が駄目になってしまうんだ」

「あー、海水じゃ陸上の草木は育たないからな」

「うぉ……いくらなんでも辛辣だぜぇ……」


ポセイドンは苦笑した。

ところでさ、俺、神様転生だと思ったんだけど、さっきポセイドンは“神界オリンポス”って言ったよね?神界ですか? 俺はいったい何に転生したんだ。

今気づいたけどさ、ハデスも“身体そのまま”とか言ってなかった? 人間の形をした別の種族のことかと思っていたわけだ、精霊か何か?何それチート過ぎて怖い。神様転生のテンプレついた小説の通りにはいかないらしい。


「マジでギリシアっぽい、神殿?」

「いやこれ俺らの家。お前も今日からここに住むんだぞ」

「はい?」


俺らってことは神様の家でしょうポセイドン、何を言っていらっしゃるんですかね。

世界史の教科書ギリシア好き過ぎて読み込んだという阿保です俺は。イオニア式、ドーリア式、柱のデザインが細かくて驚いたけれど、ギリシアが写し取ってるとか言ってたっけ?


「ゾーエー、これがお前の今の名前だからな?」

「はあ、」

「わかってないって顔してんぞ! お前はオリンポスに住むんだ、この意味わかる!?」

「たぶん」

「だーっ!!」


ポセイドンは頭を抱えた。トライデントどうすんだろ、花畑に置きっぱなし。そう思っていたらトライデントがすっ飛んできた。俺の手元に来て、収まった。うお、ビビった。


「ゾーエー、お前は神になったんだ。わかったな?」

「紙?」

「違う! 神様! ゴッド!」

「……はぁ!?」


神様転生って確か神様の手違いで主人公が死んでチート能力持って異世界に転生するってパターンじゃなかったっけ?

なんでマジで神様“に”転生!?

テンプレ否定キタコレ!?

そして俺!?

そして勝己どうなった、すっげー気になってきた!!


「ポセイドン、俺勝己気になるからとっとと要件済ませよう」

「おう、つーか自分の現状確認よりダチの心配かい」


ポセイドンは再び歩き出した。俺はその後を着いて行って、扉のない神殿的なところに入る。

中に入ると、とんでもなく広かった。ポセイドンについて円の描いてあるところに入る。円を取り囲むように上座になった椅子が12脚。既にポセイドンともう1人を除いて席についていた。


「御苦労、ポセ兄」

「おー。つーかアレス来てねーのな」

「フラれた」

「ばーか」


ポセイドンが貝殻で飾られた椅子に座る。空いている席はアレスか。アレスといえばろくな神話のない神だ。あんま扱いが酷いって話じゃあったんだけど。


「ゾーエー」


金髪ワインレッドの目のやつに呼ばれた俺はそっちを見た。わかりやすいなオイ、周りに火花が散ってりゃわかるよ。ゼウスだ。


「なんだよ」


ぶっきらぼうな返し方になった。見下ろされんのなんか嫌だわ。


「いきなりのことで戸惑っているとは思うが、話を聞いてほしい」


とりあえずそこから降りて来い、とは流石に言わなかった。ゼウスから見て左にいる金髪碧眼白ヴェールの女はヘラだろう。さらに左、蔦で作られた椅子に座っている茶髪、小麦色の肌、緑色の目の、ナイスバディなお姉さん。たぶん豊穣の女神デメテル。さらに左、銀髪、オレンジの瞳、オレンジのキトンにレモン色の頭飾り。炎かな、椅子が質素だけどもしかしてヘスティアかな。さらに左、若草色の髪、スカイブルーの瞳、鎧着て盾と剣が横に置いてある。ゴルゴンこっち見てる!! アイギスしまえよあんたアテナだろ。さらに左、金のカーリーヘア、桃色の眼、アクセサリーがジャラジャラついていて、薔薇の飾りがかわいいかもしれない。透けそうなピンクのキトンを着ている。アフロディテだろう。さらに左、青い髪をポニーテールにして、綺麗なアイスブルーの瞳、丈の短いキトンを着て、弓矢を横に置いている。狩猟の女神アルテミスか。


ゼウスから右、ポセイドン、さらに右は足にがっちりしたブーツを履いた男。顔は、たぶん普通なんだろう。つーかむしろ気のいい近所の兄ちゃん風だ。黒髪は短く刈り込んであるけど後ろに尻尾が伸びている。目はオッドアイだ、ルビーとサファイアだ。金槌のレリーフがあったから、彼はヘファイストスで間違いないだろう。さらに右、席が空いている。ここがアレス。剣、槍、フル装備だけれど使ってないね、手入れもされてない、刃がボロボロじゃないか。さらに右、金ぴかの椅子に座った金髪爽やか系イケメン。青い瞳、ちょっとくせ毛が跳ねている。髪は長めでまとめているようだ。弓矢もあるし竪琴を持っている、アポロンだな。さらに右、羽の生えた帽子と羽の生えたサンダルを装備して、蛇が2匹巻き付いた翼の生えた杖を持った茶髪、尻尾付きの旅人風の奴、これはヘルメスだ。


「やっほー」

「うわ!」


突然横から声をかけられ驚いて跳び退くと、そこにはブドウの冠を被った紫の髪と紫の瞳をした男が。これはデュオニュソスだな。


「ディオニュソスか、アレスはどうした」

「曾爺ちゃんは相変わらずですよ~、アンブロシア食べてないしそろそろ本当にまずいんじゃないかな~」


突然告げられる情報に目を白黒させたのは言うまでもない。なんだそりゃ、いったい何が起こっている。ちなみにアレスの娘夫婦の娘とゼウスの間にできちゃったのがディオニュソスだ。だから曾爺ちゃん。


「ディオニュソス、アレス引き籠ってるのか?」

「うん、まあね~。まあ、それが君をここに呼んだ理由でもあるんだ」

「?」


俺は首を傾げた。


「ゾーエー。お前に、アレスを任せたい」

「……は?」


ゼウスから言われて俺は茫然とした。なにそれ、えーと、引き籠り息子を引っ張り出せってこと? 冗談じゃない、自分でやれ、父親だろ。つーか母親もいるだろ。


「恥ずかしながら、我らが兄アレスは傷心の身なのだ」


アポロンが口を開く。アフロディテが言った。


「さっき聞いた通り、最近はネクタルもアンブロシアも口に入れていないの。このままじゃ衰弱する一方。アレスを助けて」


うん、そうだよな。

衰弱するだけだよな。死なないもんな。


「あんたらさぁ……見てるのが辛いから赤の他人に任すの?」


俺の口から出たのは、そんな言葉だった。


「馬鹿なの? そんなの頼むもんかよ? 自分の息子すら守れないのかあんたら、何が最高神だよ。 あーあ、アレスかわいそー」


ゼウスたちの顔色が変わった、怒ったな。そりゃこんな言葉遣いされたらムカつくだろうけれどさ。

因みに、俺自身何故こんな思考になるのかわからない、もうちょっとマシな言葉は出てこないものか。そう思うけど、やっぱり。

俺の両親も姉も、俺のことアレスみたいに邪険にしなかったよ。だから同情はする、でもさ。


「で、アレスはこんな同情から接されるのって好きなわけ?」

「!」


ヘラが目を見開いた。ああ、こっちはアレスに何かいろいろしようとして全部フラれたパターンなんだろうな。つーか俺はカウンセラーじゃねーよ。


「父様の言い方が悪かったな」


アテナが口を開いた。


「私はアテナ。ゾーエー、これは確かに私たちの問題だ。そしてお前は赤の他人だ。だがな」


椅子を降りて、アテナは俺の前に出てきた。


「それでも赤の他人であるお前を頼らざるを得ないほど酷い状況に陥っているのだ。頼む、力を貸してくれ」


アテナが俺に頭を下げた。ヘファイストス、アポロン、アルテミス、ヘルメスが降りてきて同じように頭を下げる。ポセイドン、アフロディテ、ヘスティア、デメテルも、椅子の上からではあるが頭を下げていた。ヘラは泣いていてそれどころじゃなかった。ゼウスも俯いている、でもこれは頭を下げていると取ったがいいだろう、最高神がそう簡単に頭を下げられるはずないか、それともアレスがその程度の存在か。


「……分かった、分かったよ。頭を上げて、俺こういうの慣れてないんだよ」


俺が言うと、アテナはパッと顔を上げた。期待の眼差し。でも、力を貸すなんて言ったってなあ。どうすればいいのかさっぱりだ。


「でも、俺は何をすればいいの? 俺に何ができる?」

「なに、簡単なことだ」


俺の問いに、ポセイドンが答えた。


「ゼウスとヘラ姉を叱り飛ばしてくれればいいんだ。アレスは今よりにもよって両親に最も心を開いていないからな、叱咤激励、喝入れがお前の役目だ」

「……ポセイドン、さっき俺のこといくらなんでもとか言ってたよな。俺も神だってんなら何を司ることになるんだ?」


言葉とか言わねーよな。


「お前が司るのは“刃”だ、ゾーエー」

「刃……?」


ゾーエーの意味が刃ってことか?


「……お前の名は“ゾーエー・クスィフォス”だ。命の刃。お前は軍神一派に所属することになる」


ゼウスからの説明があった。アテナとアレスは同じところに所属しているのか、いや軍神と言ったらアレスか。ふむ、アレスの下ならアレスに構いに行きやすいかも。


「ゾーエー、アレスを頼む」


もう一度ポセイドンが頭を下げた。ゼウスも小さく頭を下げた。

いつか土下座させてやろうかこのクソ雷帝。


こうして俺は、刃の神様“ゾーエー・クスィフォス”に転生した。





<Side of Katsuki>


ストン。

降り立った場所はのどかな町の道端だった。フェアリーというのは俺の目の前に漂っている羽の生えた光の玉のことなのだろうと推測する。掌を示すとそこに泊まった。


「ずっと飛んでると疲れるだろ」


とりあえず辺りを見回して、情報を集めようと散策を始める。

姿が非常に質素で、いやこれで別にいいんだけど、白いキトン。丈は短いので動きやすくていいけれど、下がーすーすーするんだよ。いろいろ怖い。

フェアリーが言った。


『勝己さん、ついうとうとしてしまいました、申し訳ございません』

「いいよ、ずっと待っていたんだろう? 休んで休んで」

『いえ、ゆっくりしちゃいられません。この世界の基本の知識をお伝えしなくてはなりませんから!』

話によると、転生して3日間ほど俺自体は眠っていたらしい。なんで今ストンと降りてきたのか謎だが。

また、フェアリーには名前はないらしい。魔物の一種なのだそうで、その中でも回復魔法をかけてくれたり、人間に懐くことから、かなり親しまれているそうだ。淡いヒスイ色だったのでネフライトと呼ぶことにした。


『まず、この世界のルールです。ファンタジーゲームはしていましたか?』

「ああ」

『なら話は簡単、この世界には魔力が存在します。神々の持つ魔力は神力と呼びますが。それ以外は魔力です。魔力は魔法を使うのに必要な体力のことです。誰でも少量は最低限持っています、無くなったら死にます』


いきなり怖い話題に行ったな。


『あ、えっと。身体を魔力が巡らない状態が続くと死んでしまうので気を付けてくださいね』

「ああ、そういうことか」


ちょっとほっとした。他にもいろいろと説明を受けた。

概ねファンタジー世界というハデスの言葉に相違はなく、科学技術の発展にはあまり期待しないようにと言われた。

また、この世界に転生する人間自体は結構多いのだそうで、俺と同じようなチート転生者はゴロゴロ。ほとんどはもっと大きな街へ行ってしまうらしいが。

そして、何より大事なのは、戦う者たちは皆神々の加護の下に入らねばならないという方針があるのだそうだ。


『一番人気はやっぱりアテナ様ですね』

「あー、わかる」


ついでゼウス、ポセイドン、アポロン、アルテミス、ヘルメスとオリンポス12神が続く。ディオニュソスとヘスティア両方名前が出て俺は首を傾げることになった。さらにはアレスの名前がなかったから。


「……あれ? ディオニュソスってヘスティアと入れ替わりじゃないっけ」

『え……ああ、アレス様はいいんですよ。乱暴だしすぐ相手に突っ込んでいくし、何より負けっぱなしです』


12神と言いつつアレスの名が出なかったことを暗にいうとそんな返答があった。アレス、ここでも嫌われ者かよ?


「大体の方はこの12柱に加護を求めます。私はヘルメス様のところの所属なのですが、いかがですか?」


ネフライトはそう言って、ゆっくりと浮かび上がった。分かれ道まで歩いてきていた。誰の神殿に行くか。


「……」

『あ、そっちは……!』


俺は歩を進めた。

俺の能力は“守護方陣”。どんな能力かというと、鉄壁防御、だ。足元に円陣が現れて、範囲に入った敵の攻撃を完璧に防ぐか躱すかするという優れもの。かわりに攻撃は俺の身体能力と度胸に一任されるわけだが。

アテナっぽいじゃん、これ。

それに、俺はまだパーティがいないからどちらかというと、個人技が強くなった方がいい。だったら行くのは彼だろう。


「オイお前、ここが何の神殿か知ってて来てんのか?」


神殿の前に傭兵らしき男たちがたむろしていた。神殿はまあ、悪趣味っちゃあ悪趣味だな、柱はすべて朱塗りで、ハゲワシの彫像が置かれている。スカベンジャーだから気持ち悪がられるハゲタカやハゲワシだが、実際はそんなに狂暴じゃない、狩りはしないし獲物は群れの皆で分け合う鳥だ。ファンタジー世界じゃ気味が悪くても、事実を知っている俺には何ともないね。


「わかってて来てる」

「へっ、こんな二流神の加護求めてどうする、名ばかりの12神だぜこいつはよお」


下卑た笑みを浮かべた男、黄ばんだ歯、流石に気持ち悪い。歯を磨け。こっちを睨むスキンヘッドの男がいた。全員ガチムチじゃんか、すげえな。俺はさっさと男たちの横を通り過ぎて神殿の中に入った。ちゃんとついてくるネフライト、ぶるぶると震えている。男たちが怖かったのか、アレスを怖がっているのか。

神殿の祭壇、鉄の剣が突き立てられたそこに、金メッシュの入った赤い髪の男がいた。身長は195センチくらいだろうか。


「……あんたがアレスか」

「……そうだ。来ちまいやがったのか」

「来ちゃいけなかったか?」

「ああ、お前みたいなやつは特に来ちゃいけなかったな」


アレスが振り返った。とてもきれいに整った顔をしているのに、泣きそうな顔をしている。どうしてそんな顔、と問いかけるより先に抱きしめられていた。


「なんでここに来ちまったんだよ、なんで俺なんだよ。お前みたいな、これからの栄光が約束されてるような綺麗な魂のやつがどうしてここに。なんで俺みたいな出来損ないのところに来るんだよ」


それで気付いた。神殿に入った時点で、アレスの加護が掛かり始めているらしい。身体が軽くなって、いくらでも動き続けていられるかもしれない、と思うくらいには。まさかと思った。ネフライトのさっきの言葉は、表にいた傭兵っぽいやつらの言葉は。


「……普通は、あんな言葉言われたらお前なんか選ばない」

「ああ、今までのやつらはそうだった。でもたまにいるんだ、お前みたいなやつが、あいつらみたいに俺のトコに来るやつが」


肩が濡れた。アレスが泣いているらしい。


「どうして自分の意思でここに来たんだよ。なんで他の皆のところに行かないんだよ。俺はお前を守ってやれないのに、俺が掛けられる加護は超の付く攻撃特化で身を守ることが出来ないのに、なんでなんでなんで」


腕に力がこもって俺は息が苦しくなる。すげーパワーだな、なんて思って、俺もアレスの背に手を回した。


「それは、俺が転生者だからだよ」

「!」


アレスの身体が微かに震えた。俺は確かにアレスの情けない神話を知っている。けれど、子供思いの父親なんじゃないかって話を勝とはよくしていたものだ。


「俺の、こと……」

「情けねえなって思ったよ」

「……」

「でもさ」

「?」


身体をゆっくり離して、アレスの顔を見た。整った顔は、涙で瑠璃色の瞳が濡れて煌いて、綺麗だなあと思った。


「予想通りで安心した」


―――なんで軍神やってんだって言いたくなるくらい優しかったりして。


お前の言う通りだよ、勝。アレス、すげえ優しいみたいだ。


「……なんだよそれ」

「親友がやたらアレス好きでさ。きっとこう思ったんだろうなとかいろいろ考えるやつだったから。でも、同情するような偽善者じゃなかったけどさ」


アレスの加護を受けた身体は、やはり軽く感じられた。

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