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引きこもり
あれからずっと引きこもり続けていた
「引きこもり続けててもつまらないな…」
でも何かする気にはなれなかった…
ピンポーン ピンポーン
自宅のチャイムが鳴る、が、オレには関係無い…
トントン
部屋の戸を叩く音がする
母親だろうか…?
「春斗、同級生の子が、学校のお便りとか、授業で使ったノートとか届けてくれたわよ」
「……」
「ここに置いておくからね…」
母親は扉の前に置いて、一階へと降りていく。
「有り難迷惑だ…」
オレはそう思いながらも、扉を開け、拾い上げる
「ん…?」
一枚の紙が落ちた
「佐藤柚希…?」
紙にはこう書いてあった
今日転校してきました、佐藤柚希です。
担任の先生に頼まれて、届けに来ました。
明日も来ます、では、また明日ね。
「転校生か…」
柚希…
オレの嫁と同じ名前だ…
頭の中で家族がよぎる。
「……。」
もうオレには関係無い…
それに…腕時計を壊した…
戻らないと決意したんだ…
これ以上考えるのは止めよう…
オレは布団にうずくまり、眠りについた。




