第142話 白虎1
「老猫将軍、花子さん、作戦通りに!!」
「はいですじゃ、主様」
「……うん……」
先手必勝。
私は白虎に向かってマシンガンを乱射した。
そして、その弾が命中する前に老猫将軍は突風を起こし、弾のスピードを加速させた。
「……どんな作戦だと思ったが……、こんなもの!!」
白虎の身体の毛が逆だっている。
マシンガンの弾は全弾白虎に命中したが、弾は白虎に当たり、ポトポトと下に落ちた。
ダメージなしのようだ。
「えっ、なんで?」
「俺様の毛は弾丸なんて通さない暗い固く出来るんだ、その程度の攻撃なんて効かないぜ!!」
白虎のドヤ顔がむかつく。
しかし、いきなりピンチだ。
唯一の作戦が駄目だった。
私達の中では私が1番攻撃力がある。
その私の攻撃が、しかもサポートしてもらって効かないなんて。
「さて、次はこちらの番だな」
白虎は身体の毛を落ち着かせ、飛びかかってきた。
「危ないですじゃ!!」
老猫将軍は突風を起こし、白虎を遠ざける。
どうやら、流石の白虎もこの風の中は自由には動けないようだ。
「流石、老猫将軍!!」
「主様の為ならこのくらいですじゃ!!」
「……力、合わせる……しかない……」
花子さんは一歩前に出て言った。
「そうだね」
私は花子さんの肩に手をおいた。
「花子殿、そうですじゃ、力を合わせるのじゃ」
それしか出来ないのならそうするしかない。
しかし、飛び回る白虎の動きは速い。
いくら風でこちらに来れないからと言って油断は出来ない。
しかしも、少しずつ慣れてきたのか、近づいて来ている気がする。
「え〜い!!」
マンガボックスの乱射攻撃。
「だから、そんな攻撃効かないって言ってるだろ!!」
白虎は毛を逆立てて、怒り始めている。
「まだまだ!!」
とにかく撃ちまくった。
「主様、あの白虎、防御の時は毛を逆立ててますじゃ、逆に攻撃の時はそれがない……もしかしてですじゃ」
確かに。
攻撃時に攻撃を当てられたら。
私は攻撃を止めた。
すると、すぐに白虎が飛びかかってきた。
私はギリギリで回避し、マシンガンを白虎のお腹に乱射した。
「ぎゃ〜!!」
どうやら、予想通り毛が逆だってないと攻撃は通るようだ。
「……貴様ら!! よくもやりやがったな!!」
白虎の目が血走っている。
どうやら、攻撃されて怒り狂ったようだ。
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