表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
144/170

第141話 3人

「良く来たな!! 玄武のやつが認めたらしいが俺達はどうかな?」


 目の前は大きな白い虎がいた。

 白虎だ。


「さて、ここからは試練でもある。お前達は10人か……、なら戦うのは3人のみだ。残りの奴は手出し無用、もし手出ししたら十種神宝は手に入らないと思え!! 更に一度戦った奴は残りの戦いに参加してはならない事を言っていくぞ」


 3人だけか……。


「少し考える時間をくれ」


「良いだろう、」


 残りの四神は、目の前の白虎、そして青龍と朱雀。

 どの作品でも朱雀がボスだから、ここでもそうだろう。

 今、十種神宝持ちは、浄化の盾持ちの花子さん、回復の力を持つシロクマ、邪気を払えるひきこさん、突風を扱える老猫将軍、伸縮自在のメリーさん、斬れ味抜群のさ〜ちゃんだ。

 攻撃力の高いさ〜ちゃんとメリーさんは別が良いだろう。


「ねぇ、私の老猫将軍と花子さんはどうかな?」


 池田がメンバーを指定してきた。


「なんでそのメンバー?」


 「私のマシンガンを老猫将軍の風の力で速度アップさせられるんじゃないかなって思って」


 なるほど、確かに速度が上がれば威力も上がる。

 それに、花子さんがいれば守りは固くなるし、俺も安心が出来る。


「ん〜」


「任せてみましょ」


 メリーさんは賛成のようだ。


「頑張りなさい」


 かんかんも応援している。

 他のメンバーも3人で決まりの雰囲気を出している。

 これは俺も賛成するしかない。


「分かった……、でも気をつけて」


「任せて!!」


「主様は必ずお守り致しますじゃ」


「……頑張ります……」


 3人は白虎の前に立った。


「お前達が俺様の相手か? あの刀のやつが来ると思ったのだがな」


 完全に舐めている。


(池田、頑張ってくれ……)


 俺は安心出来るとは思ったが、やはり心配だった……。


 


本作をお読みいただきありがとうございます。




よろしければブックマークと評価をお願い致します。




感想も宜しくお願い致します。




それでは引き続きお楽しみくださいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ