第131話 麒麟1
すみません。
誤りがありましたので、訂正版になります。
十種神宝を求めて光の先を目指す俺達。
洞窟の中をニャンコ号で爆走している。
前方になにいる……。
「あれは……白い麒麟だ!!」
麒麟は雷を纏いながら突進してきた。
なんで地下で雷がと思ったが、理由は簡単だった。
上を見ると大穴が空いたように空が見えていた。
「良く来たな」
いつも見たいなカタコトの聞きにくい言葉じゃなく普通に聞こえる。
「我らはお前達を試す……これを受け取る資格があるか……」
言い終わると身体に纏っていた雷を更に強くして突進してきた。
雷の影響か、ニャンコ号は止まってしまった。
「触れたら感電しちまう、どうしたら……」
「これでどうじゃ!!」
老猫将軍はうちわで仰ぎまくった。
風は弱いが麒麟の身体に纏わりついている雷を散らしている。
これなら打撃が打ち込める。
「フルスイング!!」
俺は麒麟の身体を吹き飛ばした。
吹き飛ばした先にはシロクマがいる。
シロクマは吹き飛んできた麒麟をパンチで殴り返してきた。
そのままひきこさんの所に飛んだ。
ひきこさんは麒麟を引き付け、ギリギリで回避し、麒麟の足を掴んだ。
そのまま、麒麟を引きずっている。
「グググ」
しかし、麒麟の雷が更に強なり老猫将軍も疲れてきたのか、雷が剥がれなくなってきた。
雷がひきこさんの手につたわり、ひきこさんは手を離してしまった。
「なら、ニャル!!」
言われる前にボールの準備を指定だニャル。
俺はボールを打ち麒麟を狙った。
しかし、素早く動く麒麟はあっさり避けてしまった。
「早すぎる!!」
更に麒麟は落雷をし始めた。
雷がどんどん落ちてくる。
幸いな事に命中精度は良くないみたいだが、何処に落ちるか分からない恐怖がある。
ズドーン
今の落雷は危なかった。
目の前に雷が落ちたのだ。
もう時間はない。
考えるんだ、麒麟を倒す方法を!!
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