第130話 光の先
「ところで、何処を捜しますかにゃ?」
ニャンコ号の運転手のネコは聞いてきた。
何処をと言われると困る。
池田達を探したいが何処にいるか検討もつかない。
「ねぇ松本、何処にいるか分からない佳奈達を探すより小型飛行機を取りに行った方が良いんじゃない?」
ひきこさんは小型飛行機を回収すると言ってきた。
だが、あれは南の島にある。
地下洞窟もどうなってるか分からない。
「まだあいつがいる可能性もあるけど……」
そう、まだクームヤーガやシャンタク鳥達がいる可能性もあるのだ。
「ん〜でも、佳奈達探すにしても残りの十種神宝を探すにしても、空から差がした方が楽だとは思うよ」
ん?
十種神宝?
「そうだ!!」
俺はシロクマに駆け寄った。
「シロクマ、池田とさ〜ちゃん、花子さんの事を想ってみてくれ!!」
俺はシロクマに3人の事を想うように言った。
俺も手をシロクマに触れて3人の事を想った。
シロクマの手が光出し、東の方角に光が伸びていった。
「やった、成功だ!!」
シロクマの持っている十種神宝の力で3人の持っている十種神宝の場所を確かめたのだ。
「光は1本だったから3人は一緒にいる可能性が高い」
池田がいるかは分からないが……。
「今ので分かるのは3人の場所でしょ?
でも松本が一番探したいのは佳奈でしょ? ならやっぱり小型飛行機はいると思うよ。 3人の所に向かうとしてもね」
確かに小型飛行機があれば助かるけど……。
俺は少し考えたが、やはり小型飛行機は必要と言う結論にたってした。
「よし、南の島に小型飛行機を取りに行こう!!」
「はいにゃ、なら地下洞窟を通っていくにゃ!!」
運転手のネコはニャンコ号を走らせた。
「おい、主様を見つける為なんじゃろうな?」
老猫将軍は池田を主としているからか怖い顔をしていた。
「はい、池田を見つける為に小型飛行機が必要なんだ!!」
その言葉を聞いた老猫将軍は黙ってしまった。
ニャンコ号は無事に地下に入っていった。
地下に入った時、急にシロクマの手が光りだした。
そして、まっすぐ伸びていったのだ。
さっきまでと場所が違う。
なら、この光の先には新しい十種神宝を持ってる者がいるのか。
小型飛行機も大事だが、俺はこの光の先に行くように指示した。
十種神宝を集めればそれだけ早く元の世界に戻れるからだ。
ただ、今回はどんな奴が持っているのか、それが不安だった……。
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