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第112話 その頃

 その頃……。


 とある北の大陸の奥深く


「マズイっすね、あいつら十種神宝を集める気っすか」


 黒ニャルラトホテプであった。


「あの蛇女のせいで佳奈にかけてあった呪いも解かれたしどうっすかな……」


 ガタ


「誰っすか?」


「私です」


 濡れ女だった。


「濡れ女か……失敗続きのお前がなんの用っすか?」


「黒ニャル様、やつらの始末はこの私に!!」


(こいつでは役に立たないっす、まぁ捨て石にはなるっすかね?)


「黒ニャル様!!」


「やつらの1人だけ生かすっす!! 他は殺してかまわないっす!!」


 だれか1人だけ生かせば、棺の開放は可能だ。

 邪魔なやつは消し去るのが1番だ。


「かしこまりました。ではさっそく……」


「待つっす!! 策はあるっすか?」


「あっ、えっと〜……」


 やはりないっすか。


「そこで待つっす!!」


(前在烈陣皆者闘兵臨!! 闇に住まう者よここに来るっす!!)


「こっこれは……」


 闇の中に複数の気配がする。


「こいつらの1人を連れて行くっす……」


「はっはは……これなら確実でございます」


 濡れ女は深々と頭を下げ、下がっていた。


「これでアザトース様も復活するっす!!」


 北の大陸で笑い声が響き渡っていた。


本作をお読みいただきありがとうございます。




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感想も宜しくお願い致します。




それでは引き続きお楽しみくださいませ。

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