AIに小説を書かせてみた
最近ネタが全く浮かばない。素人のくせにスランプなんておこがましいが、書けないものはしょうがない。そこで流行りのAIに頼ってみることにした。
さすがに丸パクりはまずいだろうけど、面白い作品ができたらちょっとアレンジして投稿しよう。とりあえずタイトルやテーマ、キーワードを入力すれば、あとは勝手にAIが書いてくれるらしい。
せっかくだから『AIに小説を書かせてみた』という作品名にしてみるか。あとは、自動生成開始をクリックするだけ……おかしいな。
もう一度やってみるか。クリック。
クリック。
クリック。クリック。クリック。
何度やっても表示されるのはたった一文字の漢字だけ。これは不具合なのだろうか。やはりAIに小説を書かせるなんて、まだ技術的に難しいのかもしれない。当てが外れてしまったけれど、私は正直ほんの少しだけ安堵していたのだった。
『完』