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プロローグ#1


「本日は当社の特殊ゲームイベント部門に興味を持っていただき、誠にありがとうございます。特殊ゲームイベント実行部より参りました、芥川ルナと申します。」



 真っ赤な絨毯、一枚板のテーブル、それらに似つかわしく、天然石で作られた重厚な暖炉が鎮座している。

 雰囲気作りという意図もあるのか、今の日本でいっそ時代遅れと思えるほどの応接室に通された訳だが。

 それともこの青年にとっては当たり前の世界なのだろうか?


 手渡された名刺を一瞥する。


『シラカミ・ホールディングス総務

  神楽坂 幹人』


 私と向かい合っているのは、有り体に言ってしまえば白神財閥の御曹司。

 もっとも、現代に財閥というものは存在しないことになっているが。


「シラカミ・ホールディングスなんて大きな会社とお仕事ができるなんて光栄です。」


 神楽坂は社交的な笑みを浮かべた。


「初めまして、芥川さん。そんなに畏まらなくて良いですよ。本件は当社の内々で行う慰問会のようなものですしね。」


 そうですね、宜しくお願いします。と当たり障りなく返す。

 こんな紳士的なコミュニケーションは仮初めでしかない。


「それでは、お手元の資料をご覧ください。」



―――今から始まるのは、デスゲームの企画なのだから。

始めてみました。n番煎じ感…

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