13話目
朝、
昨日思いついた飛ぶ練習をしようと、外へ出て空を飛ぶイメージするが、飛べない、体の周りに空気の渦みたいなものは感じ出るが
飛ぶまでには行かない、
電磁石のように浮かない。
飛ぶイメージが弱いのか?、もしくは大人になったから?体重が重いから?小学生低学年の頃よりは倍、
いや太っているから3倍ぐらいあるからな、
子供のころならできたのか軽いから?などと思いながら、魔法の練習しながら、違う飛び方でも考えるかねと
いつものように風呂場の用意をして、酒を飲みながら過ごしていた。
飛ぶイメージが思いつかないまま、1週間後
飛ぶ方法、一度試した両手両足からから強風を出して飛ぶ方法を、上手くいかなかった、右手から強風が出るが左手から強風より弱い風
両足からは出ない、足から魔法を使ったことがなかったので、コツコツやるしかないかと1週間たった。
いつものように風呂場で酒を飲みながら、村人と話していると、酒だけではつらいとつまみがほしいと愚痴が出てきた。
つまみはほしいと思っていたが、異世界、近くにコンビニやス―パーがあるわけない。
日々の食べ物も現地で調達しなければならない。
畑はあるが、三食食べる分量を確保するまでにはいかない、晩だけ野菜が付けばいいほう。
干し肉やモンスター肉がメイン、それらも余るほどない。何とかしたい。
酒にはつまみが必要だ。やっぱり酒のおいしさが半減だ。
狩りに行きたいと言うとやめとけと、飛べないと狩場までいけないと、逃げることもできないからと。
村から近くは荒野だから、ほとんどモンスターや獣がいない。
頑張って飛ぶ練習するしかないと、他には砂鉄を集めて、鉄を作るかと、かなりの量の砂鉄がいる。
できることしないと
一月後
何とか飛べるようになった。両手両足から強風を出して、どっかのヒーローのように飛べた。
ただ、飛んでる時は他の魔法が使えない。
4つ魔法を同時に使いこなせる、水、火、風、雷を。
土や氷の魔法は、もとになる土、水がないと使えなかった。