11話目
木がほしい、木にすれば音が良くなると思い、木の板を貰ってきたが、ここで木を切る道具がない、
魔法で形を変えるか?パーツを作り組み立てるか?どっちにするかな。
パーツなら6つに分けて作らないと本体が4つ、球が2つと。
魔法でも3つに分けて作らないと本体と球2つ、
パーツにするのも面倒だし魔法で本体作るかと中を空洞にして太皷のようにして持つ棒を作ってと。球も作り紐で繋げて
音を確認して、球の大きさや中を空洞にして音の調整をして何とか出来た。
柄もほしいので指先から小さい火を出し、火が揺らぐので固定できないかと思いイメージして固定、ペン先のように固定した。
柄は雷?3つの玉のようなものと少しづつ焦がして、黒い模様とした、両面に。
1個では物足りないともう2個作り、耳をつけ猫の絵とパンダの絵に描いてポンポン鳴らしているとと村人がお風呂に入りに来た。
母親が赤ん坊を連れてきたので、赤ん坊の目の前でポンポン鳴らすとすげー見ているので、母親にデンデン太皷を渡して、
これで赤ん坊をあやしてと、ポンポン鳴らすと機嫌が良くなると思うからと言って渡す。
だんだん村人も多くなり、ジュースや酒も飲んでいる。
酒が他の町で売れないかと聞いてみると、間違いなく売れとこれは金になると言われた。
誰かが、お前まさか、おらたちから金を取るのかと騒ぎ出すので、取るかと寝るところと食事を用意してもらっている以上は、
無料でいいやと、伝えるとよかったとよかったと言っている。
飯に関しては、許してくれと、干し肉とスープだけしかないけどなと、
なかなか生の肉は手に入らない、モンスターや魔獣もあまり出ない、畑はほとんど育たないからと。
まあ、魔法で出しているから、元値が掛かってないからな。
ここで、誰かがやばいこと言う、お前さん決してこの村以外で、酒やジュースを魔法で出すなと。
攫われて監禁されて奴隷のように働かされるぞと。攫ったやつが大儲けできるからなと。
え?マジ?と聞き直すと他の村人もうんうんと頷いている。そんなにやばいの?これは。
聞くと誰も魔法で酒やジュースを出そうとしなかったと。水しか出ないと思っていたし、この村はそれほど裕福じゃない、
ジュースがあることも知らなかっと、リンゴジュースやコーヒー牛乳も初めて飲んだと、
作り方も知らない状態で酒や、ジュースを納品しても初めのうちは金が貰えるが、その内どうやって作るのかを知りたいはず、
魔法で作っているとばれると、攫われる、もしくはライバル社(酒を造っている所)から殺される
うわー怖いわー、でも金がほしいからな、魔道具を作りたいからな、買いたいのもある。
これはまずい、リンゴ味の木の実とコーヒーの実、麦もしくは米?芋? 牛を見つけなくては炭酸はどうするかなと
それらを見つけないと、攫われて、奴隷やん、早く飛行魔法覚えて村の外に出て、いろんな物を見て、この世界のことを良く知る
必要があるが、異世界と地球では何があってないかを。
思いながら、子供に積み木やデンデン太皷見せて、子供の驚いた顔や夢中になる顔を見て喜んでいる。さらにリンゴジュースに炭酸を混ぜて渡して驚く顔見て。
あー今回は強風の魔法をずっと使っていよ、2種類の魔法を同時に使いこなせるようには、話をしながらも魔法を使っていくしかないと
ないと、なんていうか車を運転しながら、会話もするってこと?しないと2つを同時には使用できないと思っていたから。
運転免許を取ったばかりだと、話しかけられると運転のほうがおろそかになるからね。事故の原因や、運転に慣れてくると、会話も
できるようになるからな。(こんな理論で行けるだろうと思って。)