表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バカなカップルですが?  作者: 優馬
2/4

第1話 駐車場にて

その日の夜10時。俺はレストランの横の駐車場に来ていた。

さっきテーブルの端に置いてあった紙にはこう書かれていたのだ。

"今夜、閉店時間にレストランの駐車場で待っていて下さい"

何だかよく分からなかったが、他にする事もなかった俺はとりあえず駐車場に来てみたのだが…

「誰も来ないなあ…」

やっぱり只のイタズラだったんだろうか。そう思っていると後ろからこちらに走ってくる音が聞こえて来た。

音の方向へ目を向けると…そこには俺が一番会いたい人物がいた。

「ごめん、待ったよね?ちょっと仕事押し付けられちゃってさ。」

「は、はあ…」

何で彼がこんな所にいるのだろう。今の言葉からしてあの手紙を書いたのは彼ってことなのか!?一体なぜ?

俺は何が何だか分からなかったが彼は気にせず喋り続ける。

「君、いっつも俺のこと見てくれてたよね。」

ば、ばれてたのか。…恥ずかしすぎるっ!

「すみません…」

「いや、良いんだよ。俺も嬉しかったし。」

もしかしてだけどこの流れアレなんじゃないか?この前読んだゲイロマンス小説もこんな感じでこっ、告白してたし!!

「だから…」

キッター!これ絶対告白だよ!!100%!!!

しかし、この俺の予想は半分当たって半分外れていた。

「君さえ良ければ何だけど、僕のSMプレイの相手になってくれないかっ!!」


SM路線には続かないのでご安心を!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ