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きーのっこのこのこ、きのこのこ~

拙い物語となりますが、読んでもらえるよう頑張って書いていきますので是非お楽しみ下さい。

                       せおはやみ

「きーのっこのこのこきの子の~、きのっこのっこのっこきの好き~」


 畑を耕す少女が歌う、キノコ音頭は毎年夏の祭りで皆が踊るために神様が作ってくれた。


「たっけのこよりもきのこだね~♪」


 そんな歌詞ではないぞ! と神様が怒りそうだ。本当は「雨がふったら生えてくる」と続くが地域によって微妙に変化してしまった。


 特にこの山裾の村では何故か竹の子を敵視している。


 同じ子が付くだけで始まってしまった悲しい出来事だ。俺からすればキノコもタケノコも愛すべき存在なんだ。


「やあ、何時も元気だね」

「おー木の精の旦那も元気だな」

千野ゆきのちゃんほど元気じゃないけどね」

「あたしは畑を耕すのが趣味で仕事なだけだよ、歌うのはもっと好きだけど」

「今年の祭りでも歌うのかい」

「もっちろん!」

千野ゆきのちゃんの歌を毎年楽しみにしてるんだよ」

「照れるなあ、今日はどうしたの」

「何時もの巡回と姫に用事があってね」

「気をつけてねー」


 ぶんぶんと手を振ってくれるのはいいんだけど、危ない、主にその揺れる部分は危ない! 英語で言ったらハブアンアイ! じゃなくて目のやり場に困るんだ。

 あの子無自覚だからなあ、あれを畑仕事の健康美だけで済ませられないよ。

 こう、ボン! キュ! ボン! だし、なんだろう『畑仕事をすれば全員畑千野になれる本』とか出せそうじゃないか。


 明るい性格だし天然セクシーだし、最高だよね。

 あの子達だけ集めてユニット作っても売り出せそうだよなあ、夢が広がるハタケ464(シメジ)! って多すぎるわ!

 いかん妄想ばかりしていたら頭の中千野ちゃんだらけになってきた。

 他にも回らないといけないし、なんていってもプロジェクトの推進にきたんだ。きのこ娘の妄想は抑えないと。






ホ○トの音楽じゃないですよ、もっとスローな夏の盆踊り風で口ずさんで下さい


下部にリンクを設置してあります。きのこの()のイメージはOSO様のサイトをご覧下さい。

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