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〜半信半疑な日〜

 ・〇〇××年10月25日(木):疑問と困惑と怒り

 この世から居なくなって、もう何年経ったのだろか。途中から数えるのもやめたくらいだ。

そしてある時、一通の新着メールがスマホの画面に出た。

『〇〇さんが、SNSを更新しました。』

その文字が出てきた時、正直頭の中が、真っ白になった。

そもそもSNSを更新出来る筈がない。出来るわけがない。でも、その時は少しだけ喜びもあった。

何故なら命日には、あいつが好きな花が投稿されていたり、オリジナルイラストを作って投稿する人も居たからだ。それもごく僅かな人数だけの人が…。

 たぶん、昔からファンだったのだろう。

「なんで、更新なんか出来るんだよ。絶対誰かが似せてやってるに違いない。」

そう確信してアプリを開いたらそしたらそこには…。

【やっほ〜。みんな久しぶり〜。今日は、こんなスイーツ食べたんだ〜。しかも隠れ家みたいなカフェだったから、内装は写真撮れなかったごめんね。   

〇〇××年10月25日】

となっていた。しかも、美味しそうなケーキも映っていた。

「どう言う事だ。喋り方とか全部似てるよりもあいつ自身じゃねえのか?」

すぐに、投稿した所にいった。場所なんて、特徴的な所を見れば何処のカフェなのか一発で分かる。 

「いらっしゃいませ〜。どうぞお好きな席へ。」

「いや、あの聞きたいことがあって。」

店員だと思われる人がカウンターに1人だけいて、不思議そうな顔をして俺を見ていた。 

「このような人いませんでしたか?それか、こんなケーキ頼んだ人いませんでしたか?」

「あぁー。知ってますよ。つい数十分前にいらっしゃって、このケーキを食べて出ていきましたよ。」

「どんな服装とか髪型とか覚えてませんか?」 


 “えーと、確か。短い髪型・女性・ミント色の服に暗い系の上着。明るめのスカートを履いていらっしゃいました。”


  どんな奴なのか一発で、頭に浮かんだ。

  今何処にいるのかも検討がついている。


「おいっ!梨穂!!お前、なにしてんだ!」

「何って何が?私は、ただ遊びに行ってきた帰りなんだけど。私が何したって言うの?」

「とぼけんな!スマホ貸せっ!」

「あっ!やめて、返して!」

 あった。あいつになり変わって投稿して証拠が。

「おい。これ、どう言うことだ?お前がやった事は、

死者への冒涜に値するものだそ!!」

「そっそれは…。何を言っても怒りそうだから正直に言うね。そうだよ。投稿の更新をしたのは私。」

「なんで、そんなことをした!?」

「それはね。私宛の遺書にね、書いてあったの。」


 “これを読んでいる事は、私はもう居なくなってるのかな?梨穂。泣かないで。お願い。お母さんにお願いして、梨穂への遺書だけお葬式が終わってから渡してもらうようにしたの。小さい頃からずっと友達で

居てくれてありがとう。色んな所に行ったし遊んだよねぇ〜。楽しかったよね。SNSにも思い出として残したよねぇ。私が居なくなっちゃって鳳凰と炎は、たぶん怒ってるよね…。謝りたいなぁ…。

それは置いといて。思い出の丘、楽しかったね!

あの後、一回も会えなくしてごめんね…。最後にお願いがあるんだけど…。投稿の更新お願いしても良いかな?たぶん、更新して直後に鳳凰はすぐに気づくと思うから、正直に話してあげて。これからも炎と鳳凰と仲良く一緒にいてね。バイバイ…。”

 

      私は、遺書を鳳凰に見せた。

      そしたら、鳳凰の目から…。


「そんなことで、ずっと、黙ってたのかよ。でもなんで、梨穂だけ遺書があるんだよ。俺には、ないけど

どうなってるんだよ!!おいっ!〇〇!!」

「えっ!?てっきり、知っててあるのかとずっと思ってた。私にも分かんない。一人一人に聞いてみたら、

どう?」



 お母さん・梨穂・鳳凰・炎・真葉・火乃香・奏くん

 ・翔くん・憂樹くん。本当にごめん。ごめんね…。


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