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再びフィデールへ



精力のつく料理かー。

なかなかの難題かもなー。


そう、この前依頼された件だ。

前の世界だと、スッポンやうなぎ、にんにくやニラ…マムシドリンクなんてものもあったなー。


あっ! オークの睾丸があったじゃん!

あれじゃダメなのかな。

今度狩ったら鑑定してみよう。



俺はとりあえず、グランツの市場に行ってみた。

この前とは違って目的がはっきりしている分、めぼしいものがあっても見逃すことはないと目を光らせたが、これといったものはなかった。


冒険者ギルドに行って、アイラにも聞いてみたけど、この辺りで狩れる魔物や植物にそれっぽいものはないようだ。



それから数日、市場に通い続けたが何の成果もなかった。

早くも暗礁に乗り上げちゃったかな。



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その日の夜、もはや当たり前になりつつある川の字状態の時になって、セレナとシェリルに相談することにした。



「なぁ2人共、またフィデールに行かないか?」


「別にいいけど、ステラさん達の料理のこと?」


「うん、そうなんだ。グランツでは何のヒントも無くてねー。フィデールならもしかしてと思ってさ」


「私は構わないわよ。シンシアさんの特訓もひと段落してるし、実戦でも試してみたいからね」



そう。セレナはシンシアさんにお願いして弓の訓練を受けていたのだが、あとは実戦で慣らしていくくらいのレベルまできているらしく、この前武器屋で自分用の弓を買ってあげたばかりだ。



「シェリルは…問題ないよな。商人だもんな」


「そうだね。行かない理由なんてないよ!」


「じゃあ、決まりだな! 明日にでも出発しよう」


「「わかった」」



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次の日、俺たちはルート商会の馬車でグランツを出発した。


この前の依頼の時は馬車が初めてということもあって、交代とは言いながらも結構シェリルに御者を任せてしまっていたが、今回は俺の用事でもあるのでなるべく俺が御者をすることにした。



「早く魔物が出てこないかな?」



何だ?後ろでセレナが物騒なことを言っているぞ?



「俺としては出てこない方がいいんだけどな...」


「えー?それじゃ、弓使えないじゃない?」



あー、そういうことか。

セレナは習った弓を試したくてウズウズしてるのかー。



いつの間にか戦闘狂になっちゃったよ。



あの可愛いセレナはどこへ行ったのかな...。




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