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急展開



えっ?!


まさかの結婚命令?


話が急展開過ぎて、俺は完全に置いていかれてる。



ぐすっぐすっ



「「「!!!」」」



今度はシェリルかー。

まぁ、これはおそらく嬉し涙だろう。


結婚を認めてもらうつもりが命令されるという、まさかまさかの展開だからな。

無理もない。



「お父さん、ボク本当にシーマさんと結婚してもいいの?」


「もちろんだ。こんな美味過ぎる料理を作る危険な男だ。セレナさんだけじゃなくてお前もシーマくんを守るんだ」



どこか納得出来るような出来ないような微妙な言葉があった気はするが、まぁいいや。気にしないことにしよう。



「ありがとう。お父さん!」



セレナにもロナルドさんにも認められたんだ。これでシェリルも俺の奥さんになることが決定した。

一時はどうなることかと思っていたけど、

これでよかったんだよな…。



「シェリル。これからもよろしくな」


「私も。シェリル、これからもよろしくね」


「シーマさん、セレナさん。これからもよろしくお願いします!」


「いやいや、もう婚約者なんだから、シーマと呼んでくれていいよ」


「私のこともセレナと呼んで」


「うん! 今度からそうするー」



まぁ、すぐには無理かもしれないけど、

呼び方とかから少しずつ距離を縮められればいいかな。

そして、改めて今後のことをロナルドさんに確認してみる。



「ロナルドさん、今後のシェ…「バカ野郎! お義父さんと呼べ!」リル…」


…。

気を取り直して何事も無かったようにもう1回。



「お義父さん、今後のシェリルの活動についてはどのようにすれば良いでしょうか?」


「う~ん。いい響きだ…じゃないな、今後か。商会として今シェリルを失うのは痛いな。出来ることならシェリル専属の護衛として一緒に行動してもらえると助かるんだが? もちろん対価は支払うぞ」


「僕たちは2年くらいは冒険者として各地を回り、その後は宿屋に戻る予定なんですが…」


「それならシェリルを一緒に連れて行ってくれ。各地を見るのはシェリルにとっても好都合だ。精龍亭が再開する時はシェリルもコスタを拠点に動いてくれればいい」


「シェリル、それでどうかな?」


「ボクは大丈夫だよ。シーマさん…じゃなくて、シーマが良ければそれに付いていくよ照」


「よし。じゃあそれで決まりだな。シーマくん、シェリルを頼んだぞ!」


「わかりました」


「セレナさんも、シェリルと仲良くしてやってくれ!」


「お義父様。もう随分と仲がいいので、その心配は要りませんよ」


「それなら安心だ。後は頼んだぞ! う~んお義父様か…。これはヤバいな、キラーワードだ! 」



…。

訳の分からないことを言って、ロナルドさんが立ち去っていった。


1人で悦に浸ってたけど大丈夫かなー。いろんな意味で笑


セレナって何気におじさんキラーなのかもな笑





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