表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/447

フラグ



最初に森へ行った日、そしてその後2日と計3日間を魔の森に費やした。


あれから特にレベルアップすることもなく、フォレストウルフとブラックバードを中心に狩っていた。アイテムボックスにもそこそこの数が入っているので、今日は休養日にして冒険者ギルドへ行って討伐の報告と買取をお願いすることにした。

急ぐあまりに無理をして何かあったら大変なので、しばらくは3勤1休で様子をみることにしている。


冒険者ギルドに入ったら、まだ朝ということもあって結構賑わっていて、受付にも多くの冒険者が並んでおり、アイラも忙しそうに対応しているので、俺たちは買取カウンターへ向かった。



「魔物の買取をお願いしたいんですが」


「おう。どのくらいだ?」


「フォレストウルフが10頭です。アイテムバッグの中に入ってます」


「それなら裏の解体所のほうに回ってくれ。俺もそっちに行く」



解体所に着いたら既にカウンターのおっさんがいた。

ギルド内に専用ルートがあるんだろうな。でなければこの速さの説明がつかない。



「よし。それじゃ、ココに出してくれ」


「わかりました」



俺はアイテムバッグからフォレストウルフを10頭出した。

本当はもっと持ってるが、多過ぎるとアイテムバッグの容量を怪しまれかねない。10頭くらいが適当なのだ。



「フォレストウルフは全部買取でいいのか?」


「えぇ、今日はそのつもりです」


「状態もなかなか良いから、銀貨10枚だな」


「わかりました。それで結構です」


「うし。じゃあこれが銀貨10枚な」



俺は銀貨を受け取ってから、気になってたことを質問してみることにした。



「フォレストウルフの素材ってどんなものが取れるんですか?」


「フォレストウルフは魔石と毛皮くらいだな。スノーウルフと違って肉は固くて買い取れないからな」


「そうなんですね。教えてくれてありがとうございます」


「それはそうとお前たち...」


「何でしょう」


「ブラックバードは持ってないのか?」


「...」



どうしよう。

実はそこそこ持ってるんだけど、全部食べる用なんだよなー。

でも、このギルドにはまだまだお世話になるかもしれないから素直に言っておくか。



「少し持ってますが、俺たちで食べる用なので売るつもりはないんですよ」


「そうか。それならそれでいい。だが、今後少しでも余るようだったら分けてくれないか?」


「それはもちろん構いませんが、何か理由があるんですか?」


「アイラの大好物なんだよ...」


「...」



え?

そんな理由なの?



「最近持ち込まれる数があまり多くなくてな。アイツに回してやれないんだ」


「そうなんですか…。気に止めておきますね」


「あぁ、頼むわ」



何だろう、この感じ。


もしかして俺、フラグ立てちゃった?




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ