表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

27/447

リクエスト



「外がカリカリで、中は柔らかい。焼く以外にもこんな方法があったなんて驚きだ」


「初めて食べるけど、本当に美味しいよねー。このレシピだけでも売ればいいのに」



オルテガさんとエテルナさんの評価も良かったようで安心した。

レシピは売れるかもしれないけどまだ早いだろうなー。それは夕飯を提供出来るようになってからでもいいだろう。


それよりも、もしかしたらまたロックバード貰えるかなー。他の素材でもいいけど。



「なかなか手に入らないロックバードだからこの味が出せたと思ってます。そこでお願いなんですが、今度ロックバードを狩ったら丸ごと貰えませんか? もちろんお金は出します」


「何で丸ごとなんだ? 今回みたいに肉だけのほうが料理しやすいんじゃないのか?」


「それはそうなんですけど、これだけ美味しいロックバードなので、骨とかも使ってみたいんですよ」


「そういうことか。わかった。次は丸ごと持ってきてやるよ!」



よし。

丸ごとあれば違うことも出来る。いろいろ試したいしな。

せっかくのこの機会だ。フォルティスさんに他の食材も頼んでおくか。



「ロックバード以外の魔物も欲しいので、問題なければ丸ごと持ってきて下さい。解体は俺がやるので」


「おう、任せとけ! 」


「ねぇシーマ。その場合、料理は食べさせてくれるのよね?」



おっと、エテルナさんが絡んできた。しっかりしてるなー。食い意地張ってるだけかもしれんけど。

ただ、何でもいいって訳じゃないだろうから迂闊に返事はできないな。



「俺とセレナで味見して、食べてもらえると判断したものでよければ、ですね」


「そうね、それでいいわ。そう考えると、1番に味わえるセレナはズルいわね。」


「ホントですよね」


「えへへ...」



いやいやセレナさん、そこは照れてる場合じゃなくて、一応形だけでも否定しないと。エテルナさんの言葉にノエルさんも同意しちゃってるじゃん。

このままだと味見係が3人になってしまいそうだから、ちょっと話を逸らすとするかな。



「クリスさんも何か魔物の素材があればお願いしますね」


「わかった。でも、その時はまた何か食べさせてね」


「もちろんです」



何とか食材の交渉も済んだところで今日はお開きとなった。


たくさん作った唐揚げはたったの一つも残らなかった。


今後が楽しみになると同時に、怖くもなってきた。



何故だろう。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] レシピの値上がり待つんは良いけど、何か一つとりま売って幼馴染に給料払おかな?w 現代日本の男の価値観持ってるならタダ働きはダメだよね!?ブラックダメ絶対。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ