表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/447

買い出し



俺の生活魔法を使ったら、朝のうちに掃除や洗濯などを済ますことが出来た。もちろんセレナにも手伝ってもらったけど若干膨れてたなー。



生活魔法のレベルの違いはしょうがない。それよりも今は早く済ませることのほうが重要だ。理解してくれてるとは思うけど、セレナはセレナで頑張ってレベルを上げるしかないのだ。



簡単な昼食を済ませたら、リーザおばさんが来てくれた。

そう、これは俺たちがお願いしたことだ。

食材などの買い出しに行くには、しばらくの間は2人で行かなければならない。2人で外出すると誰もいなくなるから、その間だけリーザおばさんたちに来てもらうことにしたのだ。



宿を出て、しばらく歩いたら市場に着いた。

顔見知りの店を中心にして、セレナを紹介しながら回っていく。コスタの街はあまり大きくないものの、王都からあまり離れてないということもあって、いろいろなものが売っている。


そこには、シーマくんの知識にとっては何でもないものでも、守にとって価値あるものかもしれない。

料理の奥行きと幅が広がれば自由度が増す。もっとお客さんを満足させられるかもしれないんだ。鑑定を使いながら至る所を探してみる。


まずは食材というよりは調味料とソース類だろうな。この世界はその辺がまだ発達していないようだ。そこを充実させることでだいぶ変えていける。


ふと、果物屋さんの中の黄色いものに目を止める。レモと言う果物らしいが、俺からしたら紛れもなくレモンだ。鑑定でもそう出ているから間違いないだろう。

試しに1個買ってかじってみたが、思った通りの味だった。セレナは不思議そうな顔をしていたけど、ちょっとまとめ買いをしてみた。

上手くいけば、これでマヨネーズらしきものを作れる気がしたのだ。



早速、宿に戻って試作をしてみる。

卵の黄身にレモンの酸味と少し油分を加えて混ぜ合わせたら、塩と胡椒で味を整えていく。ちょっとハチミツを入れてみたりして完成?!

うーん…。マヨネーズっていうよりかは、レモンのソースって言ったほうがいいくらいレモン寄りの味になってしまったが、まぁそもそも酢がないんだから、これはこれで仕方ない。


生野菜に付けて食べてみる。


意外とイける!


隣りで物珍しそうに見ていたセレナにも1つ勧めてみる。



「えっ、美味しい! 何このソース!」



よかったー。

大丈夫そうだ。

転生前の記憶から引っ張ってきたとか言えるわけもないから、ここは適当なこと言って誤魔化しておく。



「ちょっと思い付きで作ってみたんだけど、どうかな?」


「さっぱりしてていいね、これ!」


「朝食にさ、野菜をスティックにして、このソースで食べてもらおうかと思うんだ」


「面白いね、それ! やってみようよ!」



よかった。

とりあえずは成功かな。

明日お客さん達の反応を見てから考えることにしよう。



あとは肉類だなー。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ