オナかま
次の日の放課後俺は部室へ向かった。そこには俺含めて5人いた。5人って部活人数ギリギリやんけ。
「よく集まってくれたな!!私は帰宅部部長の桐原沙希だ!よろしく!今日は部活初日ということでお互いに自己紹介していこう。特に1年生が3人も来てくれた。お互い仲良くしていこうな!じゃあまずは2年生の絵里咲。自己紹介だ!」
「はあい。えっとお〜〜。あ!名前かあ!絵里咲だよお!」
「苗字も!」
「ああぁ〜!林ぃ〜。林絵里咲だよお!」
「今のがちょっとマイペースなど天然な林絵里咲だ。一応先輩みんなの先輩だからな!」
こりゃ変わってる人がいるなあ。
「次は〜私から見て右にいるそこの女の子!」
「ん…佐野夢子。よろしくお願いします…」
「夢子ちゃんね!よろしく!」
なんか見るからにツンデレそうな女子だな。
ただ顔はまあまあだな。
「次は左のお前だ!!」
俺かよ
「俺の名前は師湖陸斗。よろしくお願いします!」
こういうのはシンプルが一番いいんだ。
「陸斗か!よろしくな!」
「じゃあ最後は真ん中の君。よろしく!」
「俺の名前は左湾洋介だ。よろしく。」
ん?待て。こいつの左腕…最初来た時は右側座ったから気づかなかったが…。太いぞ!!
俺ほど極端に差は無いが左腕の方が一回りでかい。
こいつ…さては!!俺と同じ「オナかま」か!
こいつとは仲良くなれそうだな。
謎の仲間意識を抱いた陸斗であった…。