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プロローグ
プロローグ
夢を、見ていた。
『目覚めなさい』
深い深い、闇の底。
『目覚めなさい』
水の膜を通したように、おぼろげに響く声。
『目覚めなさい』
俺はこの声を知っている。
『目覚めなさい』
しかし誰かは判らない。
『目覚めなさい』
お前は・・・・・・誰だ?
『目覚めなさい』
何故、俺に呼びかける?
『目覚めなさい』
お前は俺に、何をさせたい?
『目覚めなさい。――――――』
俺は、目覚めた。
皆さん、始めまして。有栖と申します。
この小説は小学生の頃に作った作品をリメイクした物で、それなりの長編になる予定です。まぁ正直、リメイクと言っても出だしから別物になりつつあるのもっと長くなるかもしれませんが・・・・・・。
誤字脱字、ご指摘や感想などは大歓迎です。
文章は稚拙で読みづらいかと思いますが、これからよろしくお願いします。