第八話 青木。暴走。
はああああああ!?
江戸からほんまに来たん!?タイムトリップとかもうアニメの話やん!?うそやああああああああああ!
青木。暴走
はあああああああああああああああああああああ!?
「待って待ってなになになになに?ほんまに江戸時代から来たん????その割にはバリバリ童顔で可愛いやんイメージとちゃうやん
それはそうとして、うちが聞いてるのは、そのタイムトリップするちょっと前のこと、何が原因か聞いてんのに、生まれたときから1から話そうとするとか、もうアニメのキャラやん!?
でもどうしよ…これマジで警察とか行って引き渡した方がええんかな…?」
あかん全然大丈夫やない、よく自分より焦ってる人みたら落ち着く言うけど、今それがよく分かった気する…一旦私が落ち着けよう
石那「一旦落ち着きましょ!?わわわわ私もちょっと今どんな状況か分かってなくて…」
「「駄目だ、全然落ち着けない」」
青木「そそそうですね!取り敢えず、お茶でも淹れて話しましょ…」
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棗から抹茶を取り出し、湯を沸かし、茶筅でたてる
鼻に通る茶の香りが、両者の気持ちを落ち着ける
青木「すみません…先程は取り乱しました…」
石那「こちらこそ、色々すっ飛ばしちゃってすんませんでした…」
青木「それは多分お互い様です…ではまず、良ければお名前を聞いても良いですか…?」
忘れてた。ド忘れしてた…
石那「遅くなってしまってすみません…私の名前は石那優華って言います。好きな食べ物はお団子です!」
聞いてないのに好物言ってくれんのかわよゲフンゲフン
青木「こちらこそ申し遅れました…青木税理士事務所代表の青木純子といいます!*税理士*とか*事務所*の意味歯追々話しますので、まずはお互いの身の上話でもしましょうか…」
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