第七話 現代脳は大渋滞
記憶喪失!?
コスプレ!?もう訳分からん江戸っ子とか設定でしょ!?
青木(んんんんん…!?)
「えええええっとちょっと待って下さいね…?
もしかして酔っ払ってて、それを引きずっちゃってるとか…?」
石那「いえ…お酒とかはあんまり呑まんので…」
(その線はないんか…じゃあ)
青木「なら留学中とか、そういう感じですか…ね?」
りゅうがく…?
石那「あの、何度もほんまにすみません…*りゅうがく*って何ですか…?」
…??????
じゃあ記憶喪失!??
青木「えっと、あのあの…ちょっと今の言葉の意味は一旦置いといて、倒れる前の記憶についてお話してもらえませんか…?」
それについてなら私も話せそうかな…?
「まずですね、大阪の北組らへんで生まれたんです!それで…」
あーーーー瞬察
ツッコミ多いけど、一旦保留で進めよう!
青木「なるほどなるほど!コスプレイヤーの方でしたか!設定も良く凝られてると思います!」
?
「あの、本当に私北組の生まれで!」
え、マジで?
「あのーー本当の本当に北組、なんなら江戸時代に生まれたんですか…?正直に答えてくださいお願いします…」
私としては嘘であって欲しい…頭パンクしそう…ツッコミ所多すぎて、そろそろ思考が渋滞してきた…
「江戸が時代の括りになってるのは分かりまへんが、確かにその時代?で生まれてますよ!」
なるほど…よし、叫ぶか
青木「分かりました!十分分かりました…
すみません、少し叫んでいいですか?頭冷やしたいんです」
「大丈夫でs」
はああああああああああああああああああああああ!???????