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第二話 土工の噂話

土工達は噂を流す

巻物がーーーーーーーー

           ーーーーーー後の世が

ーーーーーー商人が

石那は聞いた 聞いて興味を*持ってしまった*

第2話 土工の噂話


がやがや…がやがや

夜も老けお客もお勘定済ませる中、土工の二人組だけが残り声が店に響く


土工2「さて、もう焼酎もつまみも無くなっちまったな…そろそろお勘定と行くか?」


土工1「まぁ待ってくれよ面白い話があるんだよ。聞いてくれや

でも確かにつまみも無くなったな…なら、

石那姉ちゃん!あんたも聞くかい?」


「私もええんですか!?」

店じまいの準備をして退屈してたので、私にとっては願ってもない申し出だった


「是非お聞かせください!」


そう言って私含めた3人が座敷に座り込む


土工1「さて、話そうか…最近なここらへんを取り仕切ってる商人が曰く付きの巻物を仕入れたんだってよ。それがなぁ絵に触ると未来に行けるんだってよ」


土工2「待てやい待て待て!?そんなもん今まで無かったやろ?どうせ迷信だ迷信」

土工1「まぁ待て、話は最後まで聞けや。石那ねえちゃんなんて目ん玉丸めて聞いとるやろ」


「ついつい聞き入ってしまって…やっておもろいじゃないですか!夢ありまへんか?」


土工1「せやろせやろ、こっからが面白いねん

その商人が行商の帰り際、この辺りに件の巻物を落とした言うねん!」


話が現実味を帯びた瞬間、土工2は身を乗り出した


土工2「ほんまか!?ほんまなんか!?ってことはそれを探して商人に渡せば金がたんまりと貰えるってことやろ」


土工1「違う違う。そうじゃないやろ夢あるやろ夢!」

土工2「でも金があればおかんにええ思いさせれるやろ」

土工1「待てや待てや、そんなもん金に変えたらあかんやろ。」

それより後はそれぞれの考えや思いをぶつけ合うようになってしまった…


(ちょっと酔いが回ってきたんかな…?これ以上はお店のこともあるしそろそろ…)

       ーーーー

土工1&土工2

「石那ねえちゃんはどっちがええと思う!?」

うーん


「どっちもええ考えやと思いますよ!夢も家族も大切ですよね!」

        ーーーー

土工1「すまん石那ねえちゃん呑んでもねえのに酔った感じになっちまった!すぐ勘定するな」

土工2「美味い酒と田楽ありがとう!また話しよな」

石那「ちょっと名残惜しいですがそれでは!またお話聞かせてください!巻物見つかるとええですね〜!」


手を振り土工達を見送った


石那「もうこんなに外も暗いんか…今日は気分変えて、銭湯行っこっかな!」

       ーーーー

明日も、楽しくて穏やかな日になりますように…

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