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第九話 かみ合って

これから、こんな江戸生まれのやつですが…

よろしくお願いします!!



石那さんを畳がある方に呼んでみる

少し戸惑いながらも、畳を見た瞬間、表情を和らげてくれた

やはり、地元?の物があると落ち着くらしい


こほん…


「改めまして…大阪府の〇〇市生まれで、石那さんの時代なら南組あたり、大阪城の下の方で生まれました!

税理士で生計をたててます。

簡単に言うなら、仕事として誰かの家計を管理したり、場合によっては他の県に飛んで仕事しにいったりしますね

ここも一応仕事する為の、私の別荘です!」


別荘…の割にはちょっと足の踏み場が…


やべ、目線が下の方に向いちゃってる


「あーやっぱり汚いですよね!趣味の物がちょくちょく散らばってて…」


確かにこれは酷い…何かの袋?とか本も落ちてるし、お皿が地面に!?


これは後で言ってみよう


「いきなり話題変えちゃってすみません…石那さんのお話聞いてみたいです!」

寧ろ青木さんのお話聞いてみたかったり…今はいっか

「こっちも改めて…多分江戸時代?に大阪城辺りの方で生まれました!

仕事は、お父さんがやってる

石那亭ってお店の看板娘やってます!


お金の管理とか、接客もやってました…でも、今は難しいかもです…もし江戸に戻れんかったり、なんなら今どうすればええのかも分かんなくて…うぅ…」


ヤバい、石那さん泣き出しちゃった…


涙がポタポタと、頰を伝っている


そりゃいきなり4、500年レベルのタイムトリップしたら誰でも不安になるよな

私も同じ立場ならそうなってる

……………よーし落ち着け私、腹決めろ、勇気出せ、寄り添え私…!

*前みたいには*絶対にさせへん


「ふぅぅぅはぁぁぁぁ」


「もし良かったらなんですけど、仕事手伝いという形で、今の時代を生きるために必要な知識が付くまで一緒に生活するのはどうでしょうか?」


……言っちゃったああああああああああああ!!!!?

これちょっと大胆過ぎた?どうしよどうしよ?

ーーーーー

え………!?


「本当にええんですか!?まだ右も左も分かりませんし、負担かかるかもですよ!?」


本当の本当に大丈夫かな…?お金とかもご飯代もかかるのに…


「そこんところは大丈夫です!これでもお金はある方なので…寧ろこっちこそ人手不足やったんで助かります

これからよろしくお願いします!」

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