『Clover on the Battlefield~異世界転生したオレが怨霊に憑りつかれて、その怨霊ごと女神に消された結果。~』
―12月24日11時2分、ホリアンサに投下。高度600m付近で炸裂。
ついに明かされる『神の涙』の真の正体。
魔法VS異世界の科学の力、開幕!?
前編で主人公が消されてしまったので、代わりに俺があらすじを語ることにする。多少へたでも許してほしい。
俺の来世で主人公、セシル・フィランツィル=リートンは、人を喰らう化け物が度々産まれる縁起でもない血筋の王家の、端くれとして産まれた。
一方、自分の来世が存在していることに気づいた俺(怨霊)は、このロクでもない世界を滅ぼすために、彼女の肉体を狙っていた。
そしてある日、相次ぐ不幸不幸に絶望した彼女に念願かなって俺は憑りつき、巨大な化け物と化した。
だが、早速世界を滅ぼしにかかったところで、女神の邪魔が入り、俺はセシルごと女神に魂を消されてしまった。
…が、
なぜか、俺はセシルの肉体で、人間として甦ってしまった。
まあ、それは今更どうでもいいとして、今度こそのんびり平和なライフを享受できるはずだったのに…
住んでいた街が謎の爆発によって壊滅。
は?
あの女、まさか俺が元居た世界から、アレを持ってきたのか?!
だけど、一体どうやって…?
…次回から、異世界転生なのに、ファンタジー→SFに変化します。さらに、オカルト的な要素も加わります。
色々な要素が盛り込まれていますが、芯はぶれないように一本通しています。