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転生したら兀突骨!死にたくないから内政チート
3話 突骨が〜立ったー!!
吾輩は赤子であるまだ名前はしらぬ。両親からは阿赤(つまり赤ちゃん)と呼ばれる。生まれたこのところがどこなのかとんと見当がつかぬ。何やら熱くて時折雨がどっと降るゆえ南方であろうと推測する…と どこぞの猫小説の様な前置きは置いておき苦節月が8回満ちた今夜、遂に俺は人間としての一歩(運動としての1歩の半歩)である重力に逆らい立つことができた!そして、更に立つと明瞭に喋ることができたではないか!ハッハッハ〜!
ク、ク○ラが立った!!並の感動を心の内で打ちひしがれながら、いざ探検(徘徊)へと往かん!…若干ふらつきながらも歩き続けて約20分程ついに我が足にて今世初!お外へと通じる道を見つけたぞぉぉお。やや、何か青白い光が見えるではないか!お化けか?妖怪か?実はモンスターだったり!?…むむむ、気になる すごく気になるではないか!!今の俺ならばどんな危険も乗り越えれそうな気がする!魑魅魍魎どんとこい!