〜乗り切ってやるぜ三国時代!〜
1話 終わりは始まり。 転生からの現状把握
おっす!オラ、畠山総斗!年齢はピッチピチの20歳…だった。いや〜驚いたね、朝起きたらバフバフしか言えない存在‥つまり赤ん坊になっていた。
転生から1ヶ月たった。現状として把握したのは、期待した戦国系転生でもなくはたまた西洋系ファンタジーでもないようだ。母親らしき人が若いアジア系の美人だから日本かと思ったが建築様式が日本ではないようで石造りだった。そして、母に対して傅く侍女らしき人々が少なくない人数がいるのとからも身分の高い家族に生まれたようだ。そして、遂に父親らしき人と対面するようだ。
大王様ご帰還ー!!部屋の周りが慌ただしく緊張感に包まれ
きており、母も身なりを整てえ俺も真新しい絹の布に包まれた。大王様のおな〜り〜!開かれた荘厳かつ少々武骨な大きな扉から人間とは思えない異様な見た目大きさの人間がズカズカとやってきた。
「おお〜!今帰ったぞ。大勝じゃ。そして、よくやった和よ!わが跡取りぞ!ガッハッハッ」
きゃっきゃっきゃ(父ちゃん?豪快なのはいいけれど普通なら泣くぞ)
「おお〜。泣かずに平然としておる、これは将来が楽しみじゃ。ハッハッハ」
バブ〜(だから泣くって…)