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いつまでもこの方の側にあるのが自分の役目だと、今日、新たに誓った。

 

「いつまでもこの方の側にあるのが自分の役目だと、私は思っておりました……あなたのお側に。お嬢様」

「ええ、私もよ、あ・な・た」

 ウエディングドレスを(まと)う麗しい主が幸せそうに微笑んでいる。この日を自分は夢見た筈だ。

 しかし、その隣に立ち微笑みを向けられるのは己では無かった筈。

 どこで育て間違えたのだろう。

 どこで歯車が掛け間違ったのか。

「お慕い申し上げておりました」

 妻は今までで一番嬉しそうに笑った。


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