表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/14

真性・1

目が覚めた。目覚めが悪いのか、まだ視界がぼやけている。

なぜかいつもより一時間も早く起きてしまったらしい。だが、二度寝はいけない。

二度寝をして、起こされるまで起きた覚えがないからだ。

朝食を軽くトースト一枚で済ませ、学校へ向かった。しかし、まだ眠い


いつもより早い登校。周りにはまだ誰もいない。

「やっぱりまだ早すぎたか。遅いよりマシか」

自分の教室につき、自分の席に座る。やはりここが一番落ち着く。

愛着なのだろうか。この場所がいいのだ、と自分で思っている。

ガラガラッ!と後ろの扉が開いた。

「お、珍しい人物がいるな。いつもは隠れるが如く教室に入る君が一番とはね。」

朝から嫌味を言われた。「あれ」はダチの緋楊 祭だ。用は腐れ縁。

小学からの付き合いで、高校は祭のほうがいいところに行けたのだが「お前がいないとつまらん」と

それだけの理由で同じ高校にしたのだ。たしかにあいつといると飽きない。

「なんだ、祭か。開口一発目から嫌味とは結構なことだな」

少し殺気に似た空間を作ったが、祭には関係ないみたいだ。

あいつにはもともとそんなこと考えていないのだ。

「なんだよ、ノリが悪いぞ?どうせお前のことだからなんとなく早かっただろ?」

ほらね、殺気とどいてない。呆れて殺気を消す。

こういうやつにはこれが有効的だ。

「・・・・・寝る」

「おい、まだ授業始まってないんだぞ?今寝たら俺はいつ寝たらいいんだ?」

なにか俺がいつも寝てるみたいに聞こえるが

「じゃあ、今のうちに寝ればいいだろ?そら、寝れ」

「そっか、それもそうだな。」

こうして二人そろって教室で寝るのだ。一時間目は・・・・いっか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ