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劣化天職で最強  作者: 春の天変地異
王都編
89/134

穿つ剣

 そのいくつもの剣はモンスターの胴体に突き刺さる。サイコエンチャントのおかげでダメージはかなり入っているようで、モンスターの胴体から血が垂れてくる。


 「よし、成功だな。ただ……別にこれだけなら遅延は必要なかったかな」

 俺は刺さった後も残り続ける剣を見てそう思う。


 「な……なんだあの剣は!? 一瞬であのモンスターどもに重傷を……!」

 「か、彼も冒険者なのか!? 少なくとも騎士団ではなさそうだ……!」

 「あ、あいつはさっき……モンスターどもを率いていた人間を倒したやつだ! 俺は見ていたぞ!」

 そんな声が騎士団や冒険者の人々からあがる。


 (さて、あの時はサイクロプスを倒すのはセツナに任せっきりだったけど……今ならあれ級のモンスター数体くらいなら一人で倒せるはずだ)

 そう思った俺は、スキルでモンスターを攻撃する。


 「ねんりきっ!」

  俺は一体のモンスターに狙いを定め、光線を放つ。その光線は綺麗にそのモンスターに命中する。

  

 「ギュオォォォァォオ!!」

 それを受けたモンスターは俺の方に、血を垂れ流しながらも全力で駆けてくる。

 

 (お、俺の背後にちょうどいい岩があるじゃないか。利用しちゃうか)

 そう考えた俺は突進してくるそいつを回避するため、スキルを使う。

 

 「グラビティコントロール!」

 俺は自身の身体を軽くし、モンスターの突進がギリギリ当たらないくらいの距離で宙に浮かぶ。


 「グォォォ!?」

 結果モンスターは岩に激突をする。


 (さらに利用できそうだな、この岩。ほんと便利で都合の良い岩だな)

 

 俺は空中からモンスターに向かってスキルを放つ。

 「引き寄せ!」

 すると俺の手から紐のようなものが放たれ、俺の手とモンスターが紐によって繋がれる。そして俺はそれをグイッ! と空中で引っ張る。するとモンスターは岩の真上に引き寄せられ……紐から解放されたそいつは尖った岩に突き刺さるように落下した。


 『レベルが101になりました』


 「さて、次は……ってよく見たらあれから4体程度倒されてる! さすがは騎士団! 俺が一体倒す間に4体も倒すなんて」

 俺は振り返って視界に映る状況を見てそう口にする。


 「さて、そろそろ具現化とかもまた使えるようになったはずだ。ってことで具現化! 念動力! サイコエンチャント! そしてコピー!」

 俺のスキルの効果で先程と同じように10本の、桃色に光りプラズマを纏う剣が現れる。


 「さっきは8体のモンスター全員に突き刺したが今度は2体のモンスターに絞ってみよう……。さあ! 10本の剣よ! 2体のモンスターを穿てッ!」

 その言葉と共に10本の剣は宙に浮かび、そしてギュンッ! と音を立てて、空中を突き進む。そしてその剣は2体のモンスターに突き刺さる。


 「「ギュグォォォ゛ォオ゛!!」」

 そんな断末魔を上げながら二体のモンスターは地にふせる。


 『レベルが102になりました』

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