王都到着
彼女が立ち去った後、俺は大きな大きなマイホームへ帰宅して、ベッドに身を投げる。
「ふぅー。こんな豪邸が俺の家かぁ。領主さんに感謝だなぁ〜」
そんなことを口にしながら俺はふかふかの布団の上で脱力を始める。
すぐに俺は眠りにつくのだった。
次の日、俺はリコと合流して王都へ向かうための馬車のチケットを購入していた。
ここから王都に行くためのチケットは800ゴールドなのか。ここから王都までがどれくらいの距離かわかんないし安いのか高いのかも分かんないなあ。
チケットを購入した俺は馬車に乗り込んでいた。
乗り込んでからしばらく経つとその馬車は2匹の馬に引っ張られて動き始めていた。
それにしても広いな。だいたい20人くらいは余裕を持って乗れるくらいの広さだ。椅子はすごいフカフカだし。それに揺れが結構抑えられてる気がする。
たいていの馬車だとだいぶ揺れるらしいけどこの馬車の揺れはむしろ心地良い。
その揺れを感じているとだんだんと眠たくなってきた。ついにまぶたを閉じた俺は朝10時から睡眠を始めるのだった。
俺の目が覚めた頃にはもう馬車は王都が目の先に見えるところまで来ていた。時間も10時から15時になっていて、どうやら5時間ほど寝てしまっていたらしい。
だいぶ心地良かったからなあ。下手したらもっと寝ちゃってそうだ。
それにしてもあれが王都かぁ。たっかい石塀で囲われてる。それにあんなデカい建物初めて見たなあ。白い壁に赤い尖った屋根。そんな建物が横に長く一番大きいのを真ん中に、左右にあれと同じ見た目で小さいものが連なっている
あれはお城かな。本か何かで見たことがある気がする。
しばらくして、馬車が大きな木の門の前で停まったので俺たちは馬車から降りる。
「門が開けられてる。これっていっつも開いてるもんなのかな」
俺がそんな疑問を口にすると、リコが
「常に開いてたら門がある意味がないでしょ。夜には閉まってるらしいよ」
と答えた。
俺たちより先に馬車から降りた数人についていき、門をくぐるとたくさんの建物が俺の目に入ってくる。
昨日までの街でもたくさん建物があるなって思ってたけどここはそれ街以上に建物だらけだ。
そんなふうに辺りを見回している俺に、リコは俺に声をかけた。
「それじゃ、私はダンジョンのところに行くから。ばいばい」
「分かった。ばいばい」
そんなふうに挨拶をした彼女はその場から立ち去るのだった。




