新しいスキルと不自然な群れ
「周りにいた障害は全部取り払ったし、地上のやつも一気に倒すか! 多分これでレベル50になるしな。 サイコクラッシュ!」
そして俺はサイコクラッシュで地上のモンスターを一気に倒す。
すると俺の視界には3行の文が表示された。
「一気にスキルが3つも! そのうちのひとつはパッシブスキルか!」
そして俺は自身のアイテムバックに入れていたスキルな内容が書かれた本を取り出す。
「1つ目の反射はタイミングよく相手の攻撃に合わせて使うとその攻撃を反射するスキルか。威力が高すぎると反射できなくて、届く範囲は結構小さめかあ。それでクールタイムは10秒か。結構便利そうなスキルだな。タイミングよくってのがどんなタイミングで使えばいいのかわからないけど。
そんで2つ目のコピーっていうのは触れたもののスキルをランダムで使用するスキルか。クールタイムは30秒かあ。ランダムだし触れなきゃいけないしクールタイムは長めだけど効果は強そうだな。
パッシブスキルのほうはスピード10%アップか。10%ってどんくらい上がるんだ?
まあ、試して見るしかないか!」
そして俺はグラビティコントロールを解除して地上に着地する。
「いったい!」
高所から一気に地面に落ちた俺はダメージを負ってしまう。
「次からは一気に降りずに軽くする量を減らしながらゆっくり降りよう……」
回復薬を使いながらそう反省した俺は姿勢を直し、地上のモンスターの方へ視線を向ける。
「ねんりき!」
俺はねんりきを使用して視線の奥のモンスターを倒しながら前線に向かう。
「結構はやくなってるっぽいな!」
俺はパッシブスキルの恩恵を噛み締める。
前線に移動した俺は腰の剣を引き抜く。
「サイコエンチャント!」
引き抜いた剣にサイコパワーを付与した俺は目の前のモンスターを切り続ける。
「……強いモンスターが減ってきた?」
モンスターを切り続けていると最初よりもだんだん弱いモンスターが増えてきた。
移動速度が遅い弱いモンスターの方が群れの後方にいるってのは分からなくもないけど、基本的にモンスターの群れってのは弱いモンスターが前にいて、強いモンスターが奥に陣取るって父が言ってたんだよなあ。
それが本当ならこの群れはあまりにも不自然な群れに見える。
それに普通ここまでいろんな種類のモンスターが一緒になって群れを作るだろうか。
直後そんな俺の疑問を一気に吹っ飛ばしてくれるモンスターが俺の前に現れるのだった。




