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劣化天職で最強  作者: 春の天変地異
街防衛編
37/134

再会

とりあえずは後方から支援する形で戦うか。

見たところ前衛職の人の方が多そうだし。

「ねんりき!」

俺は空中からねんりきを放ち、あいつを攻撃する。

 「……あんまり効いてなさそうだな」

 ねんりきじゃあ、あまりダメージになっていないようだ。ただダメージを上げるためサイコクラッシュにすると周りの冒険者の邪魔になってしまいそうだ。

そんなことを考えているうちに俺の視界に映る冒険者達は続々と倒れていってしまっている。

 「とりあえず救助優先だな。解除」

 俺はグラビティコントロールを解除し、倒れた冒険者の救助へ向かう。すると俺に向かって大きな手が迫ってきた

 「はやっ!」

 俺はやつの攻撃を回避しきれずダメージを負ってしまう。

 「だいぶ痛い……が前受けた時ほどじゃない」

 体制を立て直す俺に再度やつの手が迫ってくる。

 俺は自己暗示で速度をあげることで回避を間に合わせる。後方にジャンプし、攻撃を躱す。

 「くっ!」

 しかしその攻撃によって作り出された突風が俺に向かって突き刺さり、また体制が崩されてしまった。突風が消えた頃にはもう俺の目の前にはやつの拳があった。

 いくら自己暗示でスピードを上げているとはいえ目の前の拳を崩れた姿勢で躱しきることはできずに俺は攻撃を受けて後方に吹き飛ばされてしまう。

「ぐあぁっ!」

俺のまとっていた茶色の防具は一部削り取られ、地にヒラヒラと落ちてしまう。

後方に吹き飛ばされたことでようやく状況を確認する隙が生まれ、俺は周囲を見渡す。

 「……マジかよ」

俺はその光景に絶望していた。

ちょっと前までそこら中に散らばってやつと戦っていた冒険者はほとんど気絶、もしくは死亡なのか。どちらかはわからんが地に伏せていた。

立っている人も皆逃亡の姿勢に入っていた。

俺だけじゃ多分こいつに勝つことはできない。

ただここで逃げたらこの街も、地面に倒れてる冒険者達もこいつにめちゃくちゃにされてしまう。

かと言ってこいつの相手をしたところで最終的に俺もやられてしまうだけだ。

そんなふうに俺が悩んでいると聞き覚えのある声が俺の耳まで届く。

桜花爆連斬(おうかばくれんざん)!」

直後モンスターの体は多数の爆発に飲み込まれる。

それをやったのは数日前に俺が戦った相手。

セツナだった。

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