グラビティコントロール
俺はファイヤーシープの時と同じようにリザードマンの居場所をギルドの冒険者から聞き、その居場所へと向かっていた。
「リザードマンってこの前リコと行った飛鳥山にいるのか。というかあの山って名前あったんだな。俺の住んでた村とか今滞在してる街にも名前ってあるっぽいし全国各地どの場所にも名前ってあるのか」
そうして俺は飛鳥山を登りはじめた。
後数分か歩けば山の頂上ってところらへんでオレンジ色のからだの二足歩行のトカゲを発見した。
「あれがリザードマンか。あれはナイフか?魔物が人間の武器を持ってるとは」
さて、新スキルのお試しをさせて貰おうか。
「グラビティコントロール!」
そうして俺は自身の剣と靴に触れる。
すると俺の手にある剣は軽くなった。
「あれ、靴の方は変わってないな。一度に1つしか重力を操作できないのか」
俺は自己暗示を高いスピードを高め、リザードマンに向かって突撃する。
リザードマンはこちらに振り向き、手に持つナイフをこちらに振るう。俺はそれをかわし、剣をふるう。
軽くなった剣は普段よりも素早く振るわれ、リザードマンの右足を切り飛ばす。その直後に俺の剣は反対方向へと振るわれ左足も切り飛ばす。
「いつもよりもだいぶ早く剣を振れるな!解除!」
一度剣にかけたグラビティコントロールを解除する。
これって俺、というか人間とか生き物にもつかえるのだろうか。
「やってみるか! グラビティコントロール!」
そして俺は両足を無くして悶えているリザードマンをほっといて自身の肉体に触れる。
直後ふわっと俺の身体が軽くなった感覚が全身に伝わる。何となく俺はその場でジャンプしてみる。
すると俺の身体はふわりと浮いていつもよりも長い間空中で滞在する。
「おおっ! 本当に軽くなってる!これってもっと軽くできるのかな。解除!」
今のところあります重力を操作って感じじゃなくてただ軽くなってるだけだからな。
「もう一回つかってみるか。もっと軽くなるのを意識してー グラビティコントロール!」
そんでジャンプしてみる。
「おおっ! さっきよりも高く飛んでる! 今度は普段よりも重くできるかな。解除」
そして俺はもう一度グラビティコントロールを使う。
「もっと重く、なるように・・・・・・ グラビティコントロール!」
すると俺の身体は地面にめり込む勢いで下に落ちる。
「ぐうっ!」
普段よりも自身にかかる圧みたいなのが大きく感じる。
「解除! ふうっ。このスキル。だいぶ色々できるな」
そして俺はそこらへんで転がっていたリザードマンを切り裂いて宿へ向かうのだった。




