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劣化天職で最強  作者: 春の天変地異
闘技イベント編
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まずい

まずい。

俺は面白くないなどという理由で相手に接近を許したのだが、だいぶまずい。

近づいてきたそいつは、拳を使って俺に攻撃をしてきた。そして俺はそれを剣で迎撃した。のだが思っていたよりもそいつの攻撃は速かった。

俺は防御から攻撃に転じることができなかった。

ちょっと前の俺はなんてことをしてくれたんだ。

俺は自己暗示でスピードを高め、距離を取ろうとする。しかし目の前のそいつはそれを許さない。一度俺に接近したそいつは距離を取ろうとする俺に追いつき、攻撃してくるのだ。故に俺は距離を取ることができない。一度距離をとってしまえばねんりきなどでそいつを引き剥がすことができるのに。

もう勝ち方にこだわっている余裕はない。

何とかして距離を取らなければ。

そいつから距離をとるにはどうすればいいか。

簡単だ。そいつが攻めづらくしてしまえば良いのだ。ならばどうすればいいか。そもそもそんな余裕はあるのだろうか。

問題は相手の自己暗示でスピードをあげても追いついてくるほどのスピードだ。これをどうにかして1度だけでも落としたい。だいたいのスキルを発動する暇はない。かろうじて自己暗示とサイコエンチャントが使えるかどうかか。

とりあえずいろいろ試してみるか。

俺は試しにその拳を剣で逸らしてみる。がそいつの拳は逸らされた直後に方向転換して俺に向かってくる。どうやらこの方法では厳しいようだ。

そいつの拳を防御した剣でそのまま押し出して距離を取ろうとしてみた。

そもそも踏ん張らないと受けきれない強さの拳なので押し出す余裕などなかった。


俺は色々試してみた。

そして分かった。距離を取る方法が。

簡単な話だった。

そいつの拳は踏ん張らないと吹っ飛んでしまうほどの威力だ。逆にいえば踏ん張らなければ吹っ飛ぶことができる。吹っ飛ぶということはそいつとの距離が離れるのだ。

つまりその拳を吹っ飛んでしまう程度の防御で受けて、尚且つ吹っ飛んだ直後に立て直すことができれば距離をとりながら即座にねんりきとかを発動できる。

そして俺は自己暗示を発動して自身の耐久力を高める。

そして俺にまっすぐ飛んでくるその拳を俺は受け、そして俺の体は大きく吹っ飛ばされた。

「ねんりき!」

作戦は成功。俺はそいつとの距離をとることに成功し、スキルを発動していた。

後は先ほど俺がバカな選択をするまでにしていた戦い方をすれば良い。

そうして数分の時間が流れ、目の前にいたそいつは倒れ、2回戦も俺が勝利するのだった。

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