レベル30
俺は闘技イベントに出ることを決めてから3日間、ゴブリンやオークなどのモンスターを倒しまくっていた。スキル サイコエンチャントを剣に使うと普段なら切ることができなかったオークも簡単に切ることができるようになった。そうして3日目、俺はレベル26までレベルを上げることに成功していた。「しかし経験値獲得量2倍ってのはすごいな」
特に強敵と戦っていたわけではない。それどころか今の俺ならば楽に倒せるようなやつばかりを倒していた。それなのに今の俺のレベルはぐんぐん上がっている。これが経験値2倍の恩恵か。
「そういえば今まではレベルが5とかそのくらい上がったら新しいスキルが手に入ってたけど今回はないんだな」
なぜないのかは深く考えないようにしよう。考えたところでスキルが手に入るわけでもない。
そしてまた3日がたち、闘技イベントまで残り1日となり、そして俺のレベルは30になっていた。レベルが30となったことで新たなスキルを獲得した。そのスキルの名はパワー爆発。このスキルはこれを発動したタイミングで自分が生成したサイコパワーを爆発させるスキル。例えばサイコエンチャントでそこらへんの石にサイコパワーを付与する。そこに俺がこのスキルを使うと石の周囲に爆発がおこるのだ。
またねんりきなどのスキルを敵に命中する前に爆発させることもできる。そして爆発の大きさは爆発させるサイコパワーの大きさによって変わり、同時に爆発させれるサイコパワーは1つまでらしい。
「サイコパワーを利用した攻撃スキルかあ。これはだいぶ便利そうだ」
それともうレベル30になってしまった。これ以上モンスターと戦闘をすると闘技イベントに参加できなくなってしまう。そうなるのは流石に嫌なので明日は戦闘は休み、何かほかのことをするとしよう。ただ他のことといっても何をすればよいのだろうか。
「まあ明日のことは明日考えればいいか。ただひたすらゴロゴロするのとかもいいし」
そうして俺は次の日を待つのだった。




