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日常の思ったこと ⑧「日帰り登山とドワーフ化」

作者: 日常飛行士

最近の日帰り登山についてのお話しです。

ドワーフ好きです笑

 最近、週末に1人で山を登っている。いわゆる日帰り登山である。基本的には、お天気が晴れの日に登り、下山してお昼を食べ、夕方までには帰宅することにしている。

 

 登山に関しては、めちゃくちゃ初心者である。分からないことが多い。

 

 最近の日帰り登山について書くことにする。(もし登山家や登山愛好家の方がいたら、わたしのにわか知識などあらかじめご容赦ください。)


 以前から登山に興味があり、初回から、全くなんにも分からなかったので、ネットで色々調べて装備も通販プチプラから本格的山用品ショップなどを沢山見て回っていた。

 

 登山するごとにだんだんと山グッズを買い揃えていき、なんとかこれで日帰り登山はいける!といった装備をやっと整えてきてはいる。(登山趣味の方には到底及ばない装備でお恥ずかしい限りですが…)


 1番最初の山を登った際の服装などは、例えばRPGゲームでいうならば、はじまりの村から出た時の初期装備の状態という風体である。

 

 装備のレベル上げや自身の山登りのレベル上げにも励まねばと思う。

 うん、頑張ろう。



 土曜日の朝。ルンルンと早起きをして、交通機関を使い、登山口へ行くと、毎度すでに沢山の人たちで賑わい、楽しげに皆さんおしゃべりしながら登っているが、彼らは歴戦の戦士であり、まさしくマウンテンファイターたちなのである。


 今までに、かなりの登山を経験済みに違いない。本当に敬意を払う。使いこなれた登山装備に、手にしたトレッキングポールが眩しい。


 毎回山登りをすると、「きつい、くるしい、下山したい、なんできちゃったんだろう?」などネガティブな思考に侵されてしまう。


 しかし、登山道を進み、だんだん時間が経つと、ふとした瞬間から明るい気持ちになってくる。


 山の空気や鳥の囀りや、山の景色に癒されたり、なんともいえない清々しい気持ちに変わってくる。


 その瞬間の幸福感はなんとも言えない。


 登山道では、水分補給をこまめにして、行動食を食べたり休みながら登って行くのだが、「いつ休むか?」など全く決まっていない。

 学校、会社の休憩時間や昼休みなどのように決められた予定はない。

 

 山頂へのルートなども自分で地図をみたりして考えながら進まなくてはならない。


 もちろん他の登山客への挨拶やマナーは必須だが、「これは絶対こうしなければならないー!!」などと敷かれたルールや決まりなど山にはないのだ。

 

 つまり決定権は自分にしかない。

 自分で考えて行動していくしかないのだ。どれだけ、自分が他者に頼っていたか、甘えていたか痛いほど分かるし思い知らされる。


 実は最近、仕事がうまくいかずにとても悩んでいた。それで1人になりたくて山に登り始めたのも、登山をスタートした理由のひとつとしてある。


 山を登りながら、体力がきつくて辛くなり、悩みも辛い時に、心の中で山に語りかけている。「〇〇でなやんでいる。答えがでない。くよくよしてしまうけど、どうすればいいのか?」


 みると、下に小川が流れていて水の音が聞こえている。水は岩の上もちょろちょろ流れ、大岩の間もスルスルながれていく。


 ハッと気付いた。「水は流れに逆らわずに流れている。つまり、なるようにしかならないのだから、流れに身を任せなさい。」ということか。


 ポイント通過し、急斜面で辛くなると、また山に語りかけてしまう。「今の仕事がきつすぎてしまう。辞めるべきなのか…?」


 斜面を抜け、下りになるとまたハッと気付いた。「人生は上り坂の時もある。いずれ下り坂になるのだから耐えて登れ。」といった山語録が沢山思い浮かんでしまう。


 山に行くと、人生の悩みや答えがしっくりくるのも登山が楽しいなと思う魅力である。山は沢山気づきを与えてくれるのだ。(これは本当に実践しています。)


 登山後、街の灯りをみて、涙する時もある。

文明の偉大さを痛感し、文明よありがとうと感謝する。自分がどれほどちっぽけで、周りの人に支えられて生きているかよく分かる。


 山セラピーを求める気持ちと共に、もっと身体を引き締めたいなと思って、登山をスタートした気持ちもあった。


 しかしながら、順調にどんどんガッチリ全身硬質化していっている。毎朝、全身鏡をみて悩んでいる…


 ほっそりスリムになるかなと思っていたが、どちらかというと体格的には、某指輪を山に捨てに行く有名映画の、ドワーフそっくりになってきていると感じてしまうのだ…(笑)斧が似合いそうな風体である。

 

 もちろんドワーフ大好きだが、ドワーフになりたい!と目指していたわけでは全然ない。



 もし、登山している時にドワーフっぽい登山客がいたら、


 私かもしれない。


 これからも色々な山グルメを楽しみに登山へ行ったり、大自然に触れて、ありのままの自分で生きていきたい。


 


 

 

 


 

読んでいただき、ありがとうございました。

また書くネタがあれば書いてきたいです。

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