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滅ぼそう、全てを。

それから、2人の奇妙な旅が始まりました。

食料などは殺した人の持っていたもので賄えました。


「次は」

「右」

「右?」

「そう、右」

「分かった」


相変わらず口数が少ない2人。

それでも、息はぴったりでした。

1つ1つ、町を、村を、壊していったのです。


2人は、毎日殺しました。

毎日毎日、どんどん死人が多くなっていきます。

殺しすぎてしまいました。


でもそんなこと、当の本人達は全く気にしません。

2人は、殺すことをやめませんでした。


「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」


2人からは笑顔が絶えません。


次第に、2人は一つの市を滅ぼしました。

さらに2人は、州を滅ぼしました。



そして2人は

   10後・・・・。


ついにやったのです。


2人は


もう、


2人しか。


そう、


この国には、



少年と少女、


2人以外・・・



誰もいなくなりました。


それから、2人の奇妙な旅が始まりました。

食料などは殺した人の持っていたもので賄えました。


「次は」

「右」

「右?」

「そう、右」

「分かった」


相変わらず口数が少ない2人。

それでも、息はぴったりでした。

1つ1つ、町を、村を、壊していったのです。


2人は、毎日殺しました。

毎日毎日、どんどん死人が多くなっていきます。

殺しすぎてしまいました。


でもそんなこと、当の本人達は全く気にしません。

2人は、殺すことをやめませんでした。


「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」

「楽シイネ楽シイネ」


2人からは笑顔が絶えません。


次第に、2人は一つの市を滅ぼしました。

さらに2人は、州を滅ぼしました。



そして2人は

   10後・・・・。


ついにやったのです。


2人は


もう、


2人しか。


そう、


この国には、



少年と少女、


2人以外・・・



誰もいなくなりました。


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