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無重力の魔法

作者: 檸檬

温もりを知ってしまったこころは


危険だった


終わりにしよう


その言葉はまるで


ナイフのようで


でも 必死で傷を縫いつくろって


ありがとうという言葉は


どうしても言いたかったから


幸せも本当に願ったから


ありのままで生きていけたら


お互いをありのままで


どこまで行けるのか


離れてても見守れるから


私は私のままだと


傷つけて傷つけられて


だけど何故かまた


恋の歌を口ずさんでしまう


あなたの瞳に映る私は


最後には笑っていたい


だから 


笑顔を探して


泣きながらも最後には


笑うんだ


草むらのバッタがひょいと跳ねる


緑雨が


悲しみをだいている


涙の色の川面には


生まれ変わるような扉はあるだろか


あの部屋にも悲しみが漂って


もう終わりにしよう


あなたの声がこだました


何故と問う力もなく

ただ目を閉じて

重力にも勝てなかった


なんとか ちょっとずつ


救われたいと希望は探そうと

言葉を求めた


そうすると いいぞっ


てあなたの歌が魔法みたいに


現れて その部屋全体の不穏な


空気が優しい風を吹かせて


心をとかしたよ


皆のね 嬉しかったよ


重力なんて感じなくて


布団がふっとんだしっ


気づいたら夢中で歌を歌ってた


宇宙に連れて行ってくれたね


愛は消えない


嬉しかったよ


曇り空でも 星が見えたよ


思いが溢れて満ちていく


引き潮が満潮の時刻を迎え


満月のよるにはきっと愛が


微笑んでくれるね


苦しみを超えて産まれたね


二人の新しい愛のカタチが


そう心から満ちて


そう心から願ったんだ













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