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10秒でオチる!140字のショート・ファイヤ  作者: 尻鳥マーサ


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かつて、とある貴フ人は宣ふ。わたくしはお茶碗の重なりを見て捗る、と。ならば我は挑まん。

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「いいのか」

「うん」


ドンブリの俺と茶碗のこいつ。

濡れた硬い肌と肌が、ぴったりと合わさる。

やがて、ぬるぬるとした熱い飛沫が、悦びに高まる俺たちに降り注いだ……


「ありゃ~、ダメだ。全然はがせない。

 食洗機の中で、こんなにぴったり合わさって……

 まるで最初から、ひとつのお茶碗だったみたい」




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






















ご愛読、ありがとうございます。

拙作はご指摘に応じて改善する用意があります。

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