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江戸時代の言い回しをでっちあげる試み
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かの大岡越前守が40代で南町奉行に大抜擢された折、北町奉行の側近が「(南町奉行は)若造の役目」と陰口を叩いた。
それを聞いた松野助義(元南町奉行)がこう言ったという。
「遣らずの役目は、易しき役目」
未経験者ほど他人の業績を軽視しがち、という意味のこの言葉は、現代でもよく使われている。
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