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灰色の人の群れの中で、貴方だけが輝いていました。
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そして、貴方に抱かれたとき……
私はすべて思い出したのです。
「貴方は、私の両親に頼まれたのですね」
「ああ。だけど本気にならなければ、触ることもできなかったよ」
「判っています。だからもう泣かないで。
両親に伝えてください。死んだ後まで心配させて、ごめんなさい、と。
さよなら、霊能者さん」
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