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世界の終わりを望んだら
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「我の身体が崩れていく……勇者の技は恐ろしいな。どうやら我は負けたようだ」
「世界を壊そうとしたくせに、ずいぶん諦めがいいな、魔王!」
「はっはっはっ! 世界の終わりを望む者が、何故おのれの終わりを恐れるのか? もし、それでも恐れる者がいたのなら……
そやつはただの卑怯者だ。では、さらば」
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もうしたよ、というかたには心からの感謝を!
それではまた次回、同じサイト、同じ作品で、お会いしましょう。