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産卵する交尾トンボを追い払おうとした少年のように
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「くすん、僕、いじめてたんじゃないよ。だって、ほっといたら死んじゃうもん。
こんな水たまりに産んでもムダなんだよ、って判ってくれないから……」
謎の異星人による妨害を乗り越えて、ついに我々の計画は成功した。この地球型惑星への植民は必ず成功するだろう。
これで人類の繁栄は約束されたのだ。
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もうしたよ、というかたには心からの感謝を!
それではまた次回、同じサイト、同じ作品で、お会いしましょう。