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罰と罪
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眠衆党、産塚議員は苦悩していた。
もし、あんな罪がバレたら……
そして、刑事たちが事務所を訪れた。
「えっ、私が、11月1日8時、轢き逃げを?
はい。認めます」
逮捕時に群がった記者達の前で、産塚は自ら厳罰を望むと宣言した。
かすかに微笑んで。
(助かった……冤罪、いや、アリバイが降ってきた)
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