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覚えていますか、あのときの私です。
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私をお茶に誘うだなんて、やっぱり覚えてないのですね。
あのとき、苦しむ私のそばを、貴方はウザいと呟いて通り過ぎて行きました。
それを貴方が覚えているかどうか、私はずっと確かめてみたいと思っていたのです。
復讐? まさか。
貴方に何かが始まるはず、ないじゃありませんか。
それでは、さようなら。
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